ニコンはより安価なZ2桁やZ3桁シリーズの製品も考えている

PCWatchの「山田祥平のRe:config.sys」に、ニコンのZシリーズのミラーレスシステムに関する記事が掲載されています。

見えるものがそのまま撮れる ~ニコンの新ミラーレスZ

  • Zマウントは将来の変化を見据えて、ボディとレンズ間の高速大容量通信に対応しているともいう。帯域幅は非公開で、その広帯域を使い、レンズとボディの間でどのような情報をやりとりするのかは想像するしかないのだが、とにかく将来のために、今は無駄に感じられても数車線の情報ハイウェイを作っておくというのは大事なことだ。
  • Zマウントが手ブレ補正をすべてボディ側に頼るのかといえばそうではなく、望遠レンズなどではレンズ側の補正とボディ側の補正が互いに連携するという。そういうときのための広帯域接続ということらしい。
  • ニコンは高付加価値に集中するだけではなく、それだけではだめだと考えているそうだ。もう少し手の届きやすい製品として、たとえば、Z2桁や3桁の製品なども考えているらしい。
  • レンズ交換式カメラの市場は2013年がピークで、2017年は50%まで縮小しているという。ところが、国内フルサイズセンサー搭載カメラの市場は再活性化し、2016年には落ち込んでいたが2017年に増えているという。写真にはまると4人に3人がフルサイズを使用するようになり、うち4割が2年以内にフルサイズへ移行しているという調査結果もあるようだ。

 

ニコンはZ2桁シリーズやZ3桁シリーズのような、もう少し安価な製品も考えているということなので、将来的には、現在のFマウントの一眼レフシステムのように、レンズを含めて上から下までフルラインナップされる可能性が高そうです。

また、手ブレ補正は、レンズ内補正とボディ内補正の連携も視野に入れているようなので、将来登場するZマウントの望遠レンズにはVRが搭載されるかもしれませんね。