ハッセルブラッドがX1D用の3本の単焦点レンズを発表

ハッセルブラッドが、中判カメラX1D用の3本の単焦点レンズ「XCD80mm F1.9」「XCD65mm F2.8」「XCD135mm F2.8」を発表しています。

Hasselblad announces three XCD lenses, including its fastest lens ever

  • ハッセルブラッドは、X1D用の3本の新しいレンズ(XCD80mm F1.9、XCD65mm F2.8、XCD135mm F2.8)とテレコンバーターを発表した。これで、XCDレンズは合計で9本になり、21mmから230mmの焦点距離(135換算で16.6mm~178mm)をカバーする。
  • XCD80mm F1.9は、これまでのハッセルブラッドのレンズで最も明るいレンズだ。このレンズは優れた面精度により滑らかなボケを、そしてツインモータードライブにより素早いAFを実現している。レンズ構成は9群14枚で、重さは1045グラムだ。
  • XCD135mm F2.8 は専用の1.7倍のテレコンと共に発表され、テレコン使用時には230mm(換算178mm)になる。
  • いずれのレンズにもレンズシャッターが内蔵されており、1/2000秒でシンクロが可能だ。
  • 希望小売価格は80mm F1.9が4845ドル、65mm F2.8が2750ドル、135mm F2.8が4050ドル(テレコンバンドルで4845ドル)、発売は2018年12月。

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富士フイルムは新型GFXやGFレンズの新しいレンズロードマップを発表しましたが、ライバルのハッセルブラッドも負けていませんね。元記事にレンズのサンプル画像が掲載されていますが、80mm F1.9 はボケが綺麗でなかなか魅力的なレンズという印象です。