ソニーが8K60pに対応する新型フルサイズセンサーを投入?[内容更新]

SonyAlphaRumors に、ソニーの60MPと36MPの2種類の新型フルサイズセンサーに関する情報が掲載されています。

(SR5) Hot: These are the next two new Sony Full Frame 16bit sensors!!!

  • この情報は、これまでの情報が100%的中しているソースからのものだ。そのソースによると、ソニーは近日中に2種類の新しいフルサイズセンサーを発表する。

    センサー1:
    - 60MP
    - 16 チャンネル読み出し
    - 16bitで4.6コマ/秒
    - 14bitで12コマ/秒
    - 12bitで8K30p
    - 10bitで8K60p
    - 12bitで4K60p
    - 10bitでフルHD300p

    センサー2:
    - 36MP
    - 16bitで10コマ/秒
    - 10bitで60コマ/秒
    - オンチップ位相差AF
  • このソースは、これらのセンサーには次の機能があると話してくれた。

    1. Weightedピクセルビニング:動画のピクセルビニング撮影時の画質の改善。既に多くのソニーセンサーに採用されている。

    2. デュアルゲインADCモード:ダイナミックレンジが2段近く改善。この機能使用時には速度が50%遅くなる。詳細はまだ不明。X-T3のセンサーに既に採用されている。

    3.デジタルオーバーラップHDR:ブラケティングに似ているが、同時に2フレーム撮影可能だ!(最小のインターバルはわずか1/6000秒だ)。画素ピッチが3.76μmの全ての新型センサーはこの機能を搭載している。

    私は、この噂が正しく、上記のセンサーがすぐに市場に投入されることを99%確信している。これらのセンサーがいつα7シリーズのカメラに採用されるのかは不透明だ。以下は純粋な推測だ。

    センサー1はα9R用かα7R IV用
    センサー2はα7S III用かα7 IV用
      (※元記事のこの部分は削除されています)

sony_new_sensor_20181124.jpg

  • (アップデート)これらの2つのセンサーはソニーの独自製品と、サードパーティー企業が使用可能だ。私はこれらのセンサーはα7S III や他のソニーのハイエンドEマウント機には採用されないと推測している。ソニーの次世代のカメラには、何らかの類似のセンサーが採用されると予想している。

 

これらの情報が本当に事実だとしたら、ソニーが近日中に驚くほど読み出しの速い、高性能なセンサーを投入してくることになりますね。60MPのセンサーは10bitで8K60pで読み出し可能ということなので、動画のスペックもこれまでになく大幅に進化しそうです。

また、1回の撮影でHDR画像を生成するデジタルオーバーラップHDRもとても興味深い機能ですね。

[追記] SARの記事が更新され、上記のα9R、α7R IV、α7S III、α7 IVなどの新機種に関する推測の部分が削除されており、このセンサーのαの次世代機への採用に関しては否定的な見方に変わっているようです。

[追記2] センサーのスペックシートの画像を追加しました。