キヤノンのEOS M用の縮小光学系の入ったマウントアダプターの特許

Canon Rumors で、キヤノンの「EFレンズ-EF-Mマウント」用のスピードブースターのようなマウントアダプターの特許が紹介されています。

Patent: Canon speedbooster for EOS M

  • キヤノンがEFレンズをEF-Mマウント機に取り付けるための独自のスピードブースターを開発しているようだ。先週、Canon NewsがEOS M用のマウントアダプターの特許を見つけているが、今週再び、新しい特許(特開2018-189864)で、この件についてより詳細に示されている。

    この特許出願は、EFレンズの焦点距離を縮小し、F値を小さくするマウントアダプターに関するものだ。実施例では、バックフォーカス39.80mmのフルサイズ用の50mm F1.4のレンズが、バックフォーカス18mm、像高13.66mmの40mm F1.2に変換されることが示されている。このアダプターはEOS Mのボディで動作する。

    もし、キヤノンが本当にEOS Mシリーズを維持しようとしているなら、EOS Mシステム用のスピードブースターは、とても素晴らしい追加製品になるだろう。

 

EOS M用のキヤノン純正の縮小光学系(レデューサー)の入ったマウントアダプターは、もし製品化されれば人気商品になりそうですね。

実施例のアダプターは倍率0.8倍でF値が1/2段明るくなる仕様のようで、metabonesのEFレンズ-Eマウントのスピードブースター(0.71倍で1段明るくなる仕様)に比べると、レデューサーは控えめですね。