キヤノンのフルサイズミラーレス用の「100-400mm F4-5.6」「70-300mm F4-5.6」「50-250mm F4-5.6」の特許

Canon News で、キヤノンのフルサイズミラーレス用の望遠ズームの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 70-300, Canon RF 100-400

  • この特許出願(特開2019-020679)のレンズは間違いなくRFマウント用で、実施例は70-300mm(おそらくコンシューマーグレード)、100-400mm、50-250mm(おそらくコンシューマーグレード)だ。
  • RF100-400mm F4-5.6
    焦点距離:102-21-389.86
    F値:3.83-5.85
    半画角:11.95-3.18
    像高:21.64-21.64
    全長:204.85-291.30(※前玉からセンサーまでの長さ)
    バックフォーカス:4.31-97.49
  • RF70-300mm F4-5.6
    焦点距離:68.25-288.22
    F値:4.16-5.83
    半画角:17.59-4.29
    像高:21.64-21.64
    全長:168.24-207.81(※前玉からセンサーまでの長さ)
    バックフォーカス:12.70-79.58
  • RF50-250mm F4-5.6
    焦点距離:51.80-241.22
    F値:4.04-5.77
    半画角:22.67-5.13
    像高:21.64-21.64
    全長:136.91-210.70(※前玉からセンサーまでの長さ)
    バックフォーカス:11.36-42.48

 

100-400mmはLレンズで、70-300mmと50-250mmは非Lレンズの可能性が高いようですね。レンズのサイズは、フランジバックの20mmを引いて考えると、100-400mmはEF版よりも若干小さく、70-300mmはEF版(非L)とほぼ同等、50-250mmはEF-S版よりも若干大きい程度ようです。

50-250mmはEF-Sレンズと同じ焦点距離ですが、像高から明らかにフルサイズ用ですね。初期EFレンズに存在していた50mmスタートの望遠レンズが復活するのでしょうか。