オリンパスの映像事業は2018年4~12月期は営業赤字に

日経新聞に、オリンパスの2018年4~12月期の決算に関するニュースが掲載されています。

オリンパスの4~12月期、純利益86%減 映像事業は営業赤字に

  • オリンパスが8日発表した2018年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比86%減の65億円だった。米司法省から同社の内視鏡に関して調査を受けていた問題で、司法取引契約の締結に伴う費用や、過去の不正会計に絡む訴訟の和解金が利益を押し下げた。
  • 売上高は2%増の5810億円。内視鏡をはじめとする医療事業の伸びで増収を確保した。一方で営業利益は66%減の205億円だった。デジタルカメラなどの映像事業は競争激化などで営業赤字に沈んだ。

 

オリンパスの決算短信(※PDFです)によると、映像事業の営業損失は131億2900万円で、「ミラーレスの競合環境激化および生産拠点の再編に伴い一部既存製品の供給や新商品数に制約が生じた影響」と述べられています。

今年は、早い時期からE-M1Xや新しい交換レンズなどの新製品が出てきているので、巻き返しに期待したいところです。