DxOMarkにソニーα6400のセンサースコアが掲載

DxOMark に、ソニーα6400のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Sony A6400 sensor review 

 

  α6400     α6300     α6500     D5600  
Overall Score
(センサーの総合点)
83 85 85 84
Color Depth
(色の再現域と分離)
24 24.4 24.5 24.1
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
13.6 13.7 13.7 14.0
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1431 1437 1405 1306

  •  α6400のDxOMarkのスコアは83で、これは、D7100やサムスンNX1のような少し古いAPS-Cカメラと同程度の値だ。
  • α6400のダイナミックレンジや高感度性能は、APS-Cセンサーではトップクラスで、色再現も24bitの素晴らしいが、α6300と比べると、色再現は少し低い値になっている。しかし、実写では実質的に変わらないだろう。
  • α6400の色再現はα6300と比べて、最低感度では0.4bit低く、ISO1600では差が1.4bitに広がり、これより上の感度でもこの差は変わらない。これはα6400の方が読み出しノイズが多く、色の感受性が制限されるためだ。
  • ダイナミックレンジの13.6はとても優れている。低感度ではα6400のダイナミックレンジはα6300と同等で、ニコンD5600よりも若干低い値だが、ISO800以上の高感度ではD5600よりも高い値になる。
  • 高感度ノイズは、超高感度域を除けばα6400とα6300、D5600でほとんど変わらないが、ISO12800前後ではα6300のノイズが多くなる。
  • α6400とα6300のセンサーは、全体的には非常に良く似てるが、測定値には違いがある。ノイズフロアはα6400が若干高く、これが色再現に影響しているものの、α6400はとても満足行く画質を維持している。

 

α6400のスコアは、色再現でα6300やα6500よりも若干低い値で、これが総合スコアにも影響しているようです。とは言え、実写で区別できるレベルではないようなので、実質的にα6400は、α6300やα6500と同程度の画質と見てよさそうす。