オリンパス次期社長が映像事業の売却を否定

SankeiBiz に、オリンパス次期社長の竹内康雄氏のインタビューが掲載されています。

オリンパス次期社長「持続的メドテック企業に」竹内康雄氏インタビュー

  • オリンパスの社長に4月1日就任する竹内康雄副社長兼最高財務責任者が、フジサンケイビジネスアイのインタビューに26日応じた。

    取締役に迎えるバリューアクト・キャピタルは、"物言う株主"として知られるだけに、内視鏡などと比べ収益力が弱いデジタルカメラなど映像事業の売却を求められるのではないかとの見方も広がる。

    これについて竹内氏は「約70年培ってきた映像技術は他分野にも有効だ。大量生産する治療機器を伸ばす上で、カメラなどの生産ノウハウも役立つ」と否定。

    足元で営業赤字に沈んでいる映像事業も「中国から生産移管したベトナムの工場が、2019年度後半には安定稼働に入る」との見通しを示し、拡大が続くミラーレスカメラの需要を積極的に取り込んでいく方針を示した。

 

物言う株主が経営に加わるため、赤字の映像事業が売却されるのではないかという憶測が飛び交っていましたが、オリンパスの次期社長はこれをきっぱりと否定しているようです。

オリンパスは、昨年は、あまりカメラ関連の新製品を発表しませんでしたが、新工場が今年度後半から安定稼働に入るということなので、今年は巻き返しが期待できそうですね。