4月のフルサイズミラーレスの販売台数シェアはソニー50%後半、キヤノン30%前後、ニコン15%前後

BCN RETAILに、2019年4月のフルサイズミラーレスの販売台数シェアに関する記事が掲載されています。

4月のフルサイズミラーレス販売動向 (found via PhotoRumors

  • 「BCNランキング」によると、4月のフルサイズミラーレス一眼の販売台数伸び率は、前年同月比で162.7%と大幅伸長。ニコン、キヤノン、パナソニックといったメーカーが参入した昨年秋以降、市場は順調に拡大している。
  • プレイヤー増加が市場活性化のトリガーになっているが、圧倒的シェアを確保しているのは以前から市場をけん引してきたソニーだ。4月各週の販売台数シェアは50%後半をキープ。以下はキヤノンが30%前後、ニコンが15%前後で続く。単月でみればソニー優位は歴然だが、同社のシェアは昨年末は60%を常に超えており、各社の差は徐々にではあるが、詰まりつつあるともいえる。

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  • シリーズ別販売台数シェアでは、ソニーの「α7 III」が38.9%で1位。2位は3月に発売されたキヤノンの「EOS RP」で、シェアは16.5%。上位モデルの「EOS R」も12.3%で3位と健闘している。

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フルサイズミラーレスの販売台数シェアは、やはりソニーが圧倒的に強いですが、キヤノンとニコンを合わせるとシェアが40%を超えているので、ある程度はこの市場に食い込めているという印象です。

キヤノンとニコンのフルサイズミラーレスに関しては、登場したばかりで、まだ様子見している人も多いと思うので、レンズラインナップがある程度揃ってから、どこまで伸びるか注目したいところです。