富士フイルムが「GFX100」を正式発表

富士フイルムが1億200万画素のセンサーとボディ内手ブレ補正を搭載した中判カメラ「GFX100」を正式に発表しました。

「FUJIFILM GFX100」新発売

  • 世界最高の1億2百万画素のラージフォーマットセンサーなどにより、世界最高峰の写真画質を実現。
  • イメージセンサーには、378万の像面位相差画素を全面に配置した裏面照射型構造を採用することで、現行機と比べて最大約2倍の高速AFが可能。
  • ボディ内5軸・最大5.5段手ブレ補正機構の搭載により、上下・左右の角度ブレのみならず、縦・横平行のシフトブレ、回転ブレにも対応。
  • 4K画質で毎秒30フレームの滑らかな映像記録が可能な4K/30P動画撮影に対応。約5050万画素分の情報量を用いたオーバーサンプリングによる入力であるため、解像力の高い映像表現が可能。
  • 3.2型・3方向チルト対応の背面液晶モニターに加え、2.05型背面サブモニターを新たに採用。新搭載の1.80型天面サブ液晶モニターでは、ダイヤルデザインを表示する「バーチャルダイヤルモード」が使用可能。
  • 世界最高クラスの約576万ドット有機ELパネルと、非球面レンズを含む5枚の光学ガラスを採用した、超高精細な電子ビューファインダー(EVF)を新開発。ファインダー倍率0.86倍・視野率約100%も実現。
  • プロ写真家から要望が多い「16bit RAW」「16bit TIFF」記録に対応し、撮影後のレタッチ耐性を大幅に向上。
  • 「GFXシリーズ」専用バッテリー「NP-T125」を2個搭載できるため、背面液晶モニター使用時で約800枚の撮影が可能。
  • 発売日は6月下旬、価格はオープン。

fuji_gfx100_0523__of_001.jpg

昨年のフォトキナ2018で開発発表された、1億画素のGFXがついに正式発表されました。スペックは先日のリーク情報通りで、1億画素のセンサーに加えて、5.5段分の効果の手ブレ補正や、576万ドットEVF、4K30fpsの動画、16bitRAWなどを採用した極めて高性能な中判カメラに仕上がっているという印象です。

店頭価格は、最安値で税込み約119万円と非常に高価ですが、内容を考えると、この価格も致し方ないとことかもしれませんね。