Otus 1.4/100 The telephoto lens
- Otus1.4/100は、極めて優れたイメージング性能と高い製造品質により、このクラスで最も優れたレンズの1つ。f1.4の開放でも最高レベルのディテールと解像度で卓越したイメージング性能を発揮し、ミディアムフォーマットにも匹敵する写真表現を生み出す。非球面レンズと特殊ガラスを使用したアポクロマートレンズ設計は、考えられるほとんどすべての収差を抑制する。
- 希望小売価格は税別63万円。2019年6月発売予定。
先日の噂通り、Otus 1.4/100の国内での発売がアナウンスされました。このレンズがどのような画を見せてくれるのか、また、ライバルのニコンやシグマの100mm F1.4と比べて、どのような違いがあるのか興味深いところです。なお、店頭価格は、最安値で約58万円となっています。
ドルンブルク
Nikonが皮切りに100mmf1.4という分野が確立していますね。その中でOtusの登場。ハイエンドの中での性能比較が気になります。ただしお値段も60万越えという未知の領域ですね。
亀吉
公開されているMTF曲線はツァイスの場合は量産試作品の実測値です。他のメーカーの場合は設計値です。量産試作品であっても設計値と実測値では10%程度実測値の方が下がるものですが、そのMTF曲線を見れば、文句のつけようが無い程、見事なものです。今までの28、55、85の各オータスレンズも素晴らしいですが、それらより、明らかにひとクラス上の数値です。おそらく、AFやブレ防止を入れたらこれだけの性能は無理でせう。このレンズの性能を活かすにはカメラも選ばなければならないし、ピントの追い込み精度まで求められる程の超弩級の超高性能レンズです。使用にあたっては価格も考えれば気楽に使えるものでは有りませんが、是非一度挑戦したいレンズです。
Z-mount
55、85をNikonの公式マウントアダプターを介してZ7で使用しています。
Otusの光が詰め込まれたような描写は、Zマウントの単焦点レンズにも存在しないタイプの物です。色収差レンズを多用している効果でしょう。
オートフォーカスタイプは指定したポイントに瞬時にピントを合わせますが、マニュアルフォーカスタイプは焦点の寄り道から出会う光景の醍醐味があります。
また、その価格の高さからブランド料だけの代物だと勘違いされる事もありますが、Otusは被写体をドラマチックに魅せてくれる効果があります。
高い買い物でしたし重いですが手放せません。今度の100mmは既に各社から出ている焦点距離ですが、Otusらしい、非球面レンズを最小限にした硬すぎず遠景まで透き通り濃厚な描写を期待しています。
Fujicco
ヨドバシで早速フォトレビューが来てますねhttp://photo.yodobashi.com/canon/lens/otus14_100/