パナソニックが「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」を正式発表

パナソニックが海外で、換算20mmスタートのm4/3用の標準ズーム「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」を正式に発表しました。

Leica DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 lens available in July

  • パナソニックがフォトキナ2018で最初にお披露目された「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」を発表した。
  • レンズ構成は12群17枚で、4枚のEDレンズと3枚の非球面レンズ、1枚のUHRレンズが使用されている。AFモーターはステッピングモーターが使用され、高速で静かなAFが実現されている。絞り羽根は9枚で、最短撮影距離は28cmだ。
  • このレンズは防塵防滴で非常に造りがよく、大きさ重さも予想していたほどではない。パナソニックのレンズで初めてフォーカスクラッチ機構が採用されている。
  • クリックレスの絞り機構が採用され、フォーカスブリージングを最小に抑える設計で、動画に向いた設計になっている。
  • 10-25mm F1.7の発売は7月で、価格は1799ドル。
  • LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.のスペック
    - レンズ構成:12群17枚(ED4枚、非球面3枚、UHR1枚)
    - 絞り羽根:9枚
    - 最短撮影距離:0.28m
    - 最大撮影倍率:0.14倍
    - フォーカス方法:インナーフォーカス
    - 手ブレ補正:なし
    - 距離目盛り:あり
    - 被写界深度目盛り:なし
    - 重さ:690グラム
    - 最大径:88mm
    - 全長:128mm
    - 鏡筒の材質:マグネシウム合金
    - 防塵防滴:あり
    - フィルター径:77mm

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これまでに無いズーム域とF値で、フォトキナの開発発表で注目を集めていた10-25mm F1.7が、正式に発表されました。仕様は噂されていた通りで、スペックの割りには比較的軽量なレンズになっているという印象です。

換算20mmスタートの標準ズームは、これまでに無いスペックで、特に風景では便利に使えそうですね。