キヤノンの2019年12月期は前期比で4割減益

日経新聞に、キヤノン2019年12月期の業績予想に関する記事が掲載されています。

キヤノン、4割減益に下方修正

  • キヤノンの2019年12月期の連結営業利益は前期比4割減の2000億円強にとどまりそうだ。従来予想を600億円ほど下回る。決算発表で通期の業績予想を引き下げる見込みだ。従来予想から約1000億円下振れしそうだ。
  • カメラ市場の縮小も響く。CIPAによると世界のデジカメ出荷台数は19年1~5月に前年同期比で24%減った。キヤノンは利益率の高い一眼レフカメラの販売が中国などで落ち込んでいる。
  • 19年1~6月期は売上高が1割減の1兆7000億円程度、営業利益が5割減の800億円程度になったようだ。
  • 下期は人気のミラーレスカメラ向けのレンズを拡充するなど各事業で新製品を投入し、増収を狙う。

 

キヤノンはデジカメの台数シェアでは1位をキープしているようですが、利益は出ていないようですね。一眼レフの落ち込みが指摘されていますが、今後の一眼レフの伸びは期待できそうもないので、やはりミラーレスがどれだけ伸ばせるかが鍵になりそうです。