- 日本経済新聞社が実施した2018年の主要商品・サービスシェア調査では74品目中10品目で首位が交代した。デジカメは市場が22%減。上位5社をキヤノンやニコンなど日本勢が占めたが、スマートフォンとの競合で販売台数は減少が続く。
- デジタルカメラ上位5社の2018年のシェアは85.2%。販売台数2029万台(-22.2%)
- キヤノン40.5%(+3.9)
- ニコン19.1%(-2.7)
- ソニー17.7%(-0.7)
- 富士フイルムホールディングス5.1%(+1.3)
- オリンパス2.8%(+0.1)
2018のシェアでは、キヤノンがかなり強く、前年から更にシェアの伸ばしているようです。富士フイルムも前年からシェアを伸ばしていて好調のようですね。
ソニーは、フルサイズでは大躍進していますが、台数シェアでは-0.7と微減のようです。ニコンは、昨年は一眼レフのD850やD7500などがよく売れていたようですが、台数シェアでは-2.7とあまり芳しくありませんね。
田吾作
残り14.8%が誰なのか気になります。この下で程度台数を出せるメーカーとなるとパナ、リコーペンタックス、カシオ、ライカで、それぞれ2.8%未満ということになりますが、多目に見積もって4社平均2.5%としても5%とバカにならないシェアが余ってしまいます。GoProやDJIなどでしょうかね。
まさやん
カメラ市場減少の中で、Canonは、プラスですか、フルサイズミラーレスが充実したら、さらにシェアは伸びるでしょうか。しかしSONYは、ミラーレスが順調だと思っていたのでプラスなのかと思っていたので、言うほど売れていないのね。
kmz
富士の伸び率が圧倒的ですね、頼もしい存在です。
フルサイズミラーレスブームの影響が本格的に出る今年のランキングがどうなることでしょう。
Lマウント連合3社はいずれも6位以下だったんですね。アライアンス効果で今後どれくらい伸びるかも気になるところです。
SONY好き
以前の記事でBCNのシェアでもそうだったですが
やはりSONYが思ったほど伸びてないのですね。
高付加価値のカメラばかりで低価格機種が不十分だったからでしょうか。
今後はAPS-Cのエントリー機の充実を期待したいですね。
個人的には、マイクロフォーサーズ陣がかなり低い事に驚きました。
もうセンサーサイズを活かした小型カメラというのは売れないのでしょうか?
taca
残りはGOPROとDJIでしょうね。
リコーやペンタ、ライカで14.8%はいかない。
動画専用機と静止画専用機の垣根はもうないと思います。
sodai
キヤノンはミラーレスが伸びたのでしょうね。
またコンデジも残存者利益ですかね。
富士はレンズ交換式で健闘か?
世界市場で見れば富士もそれなりですね。
オリンパスが意外と低いのはコンデジの不振?
MFTも厳しい状況なんですね。。
2800rpm
2019になって、変化があったのではないかなぁって思いました。
キヤノンは少し数字を落としたんじゃないですかね?
tn
レンズ交換式とコンデジのバランスが知りたいですね。
海外含めると、台数は、やはりコンデジが圧倒的多数なのかな?
kmyn
台数と金額
両方のシェアを出してくれると
いろいろ見えてくるんですが…
山田です。
シェアは、安い商品が沢山売れると伸びる物なのでキャノンとニコンでは、ミラーレスのAPS−C機の有無が明暗を分けた形でしょうか。
(EF→EF−Mへの移行が順調に進んでいる…と。RFマウントはどうなんだろう?)
富士フィルムのシェアが伸びているのもAPS−C機で良い機種が出たからでしょう。
ソニーは高級機にばかり力を入れているのでシェアは落ちて当然ですが、今年はAPS−C機も力を入れるみたいなので、少しはプラスになるのかな。
(高級機ばかり出す関係で、中古で購入する人もいるのでマウントのシェアはもう少し増えているかも?)
動画撮影で人気なGHシリーズのパナのシェアが2.8%以下というのは意外でしたが、デジカメで本格的な動画撮影は、シェアで言えばニッチな市場という事なんでしょうね。
山田です。
デジカメ市場が22%減。
上位5社の2018年の2029万台が全体の85.2%って所からざっくりと計算しましたが(間違っていたらすいません)パーセンテージではなくて台数にするとインパクト変わりますね。
キャノン:964万台(+10万)
ニコン:454万台(−114万)
ソニー:425万台(−58万)
富士フィルム:118万台(+17万)
オリンパス:66万台(−4万)
2019年、ソニーとニコンどっちが2位か、オリンパスはシェアは増えたけど、販売台数は減ってる。
IXY200が2月頃にマップカメラの上位にランクしていたので、そういうのが台数的には多いのだろうか
to
このシェア比較は台数ベースですから順当な結果では。
エントリー機に強いメーカーと、高価格帯にシフトしたメーカー、
金額ベースだとまた違った結果になると思います。
ジェラ
台数ベースは市場規模形成に影響し、金額ベースはメーカーの収益に関係する数字なので我々消費者が気にした方がいいのはやはり台数の方でしょう。
コストまではわかりませんしね。
で、やはり台数が年間2割強減っていくとなると厳しい未来が待っていそうです。
来年はここからまた何割か下がるわけですよね?
山田ですさんの算出した数字が正しいのならニコンはとんでもない減りようですよね。
hamayu
これ台数ベースなんでしょう?
エントリー機に力を入れているところ、そうでないところ
一眼の減少数が現れたところ
新型を出せなかったところ
まあ色々な事情が出た数字でしょうね
SONY好き
ジェラさんの言うように、台数のシェアがサードパーティー参入に繋がるので
金額よりも台数がやはり重要になるかと思います。
なのでレンズ交換式を見るならば、メーカー毎じゃなくマウント毎でも見てみたいですね。
れん
縮小する市場の中でシェアの取り合いというのは非常にシビアな状況なのでしょうね。
一時的にシェアを取るために開発費をかけて新商品を出しても大した利益に繋がらなければ結局自らの首を絞める事になりかねませんし。
レンズ交換機だと交換レンズを含めたシステムを維持するコストも馬鹿になりません。
総販売量の減少が一線を越えると業界に大きな動きがあるのは間違いなく、それがごく近い時期まで来ているように思えてなりません。
ぼく
あっきぃさんの「SONYは入門クラスを置いてけぼり」という
意見に賛成です。
Eマウントは本体が性能的に魅力的なので
購入の第一候補なのですが
フルサイズ用の広角ズームと望遠ズームが
高額な製品しか無いために予算オーバーになり
購入対象外になってしまっています。
せめて10万円以下の製品を…