ソニーが「E 16-55mm F2.8 G」「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」を正式発表

ソニーが海外で、APS-C対応の2本のズームレンズを正式に発表しています。

Sony releases two new APS-C E-mount lenses (DPR)

  • ソニーが、2本の新しいAPS-C用のレンズ「E 16-55mm F2.8 G」と「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」をニューヨークのイベントでお披露目した。どちらのレンズも防塵防滴で、XDリニアモーターを採用している。
  • 16-55mm F2.8 は換算24-82.5mmのレンズで、全長は10cm、重さは494グラムと、全体的にコンパクトな設計となっている。最短撮影距離は0.33mだ。価格は1400ドルで発売は10月。
  • 16-55mm F2.8のスペック
    - 絞り羽根:9枚
    - レンズ構成:12群17枚(高度非球面2枚、非球面2枚、ED3枚)
    - 前玉にフッ素コーティング
    - 最短撮影距離:0.33m
    - 最大撮影倍率:0.2倍
    - 重さ494グラム、全長100mm、最大径73mm
    - フィルター径:67mm

sony_16-55f28g_of_001.jpg

  • 70-350mm F4.5-6.3 は換算105-525mmで、手ブレ補正を内蔵している。全長142mm、重さ625グラムで、このレンズもこのクラスの望遠ズームとしては比較的コンパクトだ。価格は1000ドルで発売は11月。
  • 70-350mm F4.5-6.3のスペック
    - 絞り羽根:7枚
    - レンズ構成:13群19枚(非球面1枚、ED3枚)
    - 最短撮影距離:1.10m
    - 最大撮影倍率:0.23倍
    - 重さ625グラム、全長142mm、最大径77mm
    - フィルター径:67mm

sony_70-350f4563g_of_001.jpg

多くのEマウントユーザーが待ち望んでいたAPS-C用レンズが、ついに登場しましたね。APS-C専用設計だけあって、どちらのレンズも比較的軽量コンパクトにまとまっているという印象です。鏡筒の質感は「G」レンズなので、かなり高そうですね。あとは光学性能が気になるところです。