・Lensrentals breaks down its most-rented photo and video gear of 2019(DPR)
- まず、Lensrentalsで2019年に最もレンタルされた製品だ。
(※11~20位までは大元の記事から引用してます)
1. キヤノン EF24-70mm F2.8L II
2. キヤノン 5D Mark IV
3. キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II
4. ソニー α7 III
5. キヤノン 70-200mm F2.8L IS III
6. DJI Ronin-S 3-Axis Gimbal Stabilizer
7. キヤノン 35mm F1.4L II
8. ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS
9. ソニー FE 24-70mm F2.8 GM
10. キヤノン 50mm F1.2L
11. キヤノン EF16-35mm F2.8L III
12. キヤノン 6D Mark II
13. ニコン D750
14. タムロン 28-75mm F2.8 Di III RXD
15. キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II
16. キヤノン EF100mm F2.8L IS マクロ
17. キヤノン EF24-105mm F4L IS II
18. キヤノンスピードライト600EX II-RT
19. キヤノン EOS R
20. Sennheiser G3 Wireless Mic Kit - Freq A
これらは昨年から、あまり変わっていない。2007年に登場したEF50mm F1.2Lは10年以上経ってもトップ10に残っており、上位3製品は(順位は入れ替わったが)昨年と同じだ。 - ミラーレスと一眼レフのどちらが人気があるかについては、ミラーレスの機材はレンタルの49.78%、一眼レフは50.22%で、ほぼ真っ二つになっている。昨年はミラーレスのレンタルはわずか29%だったので、ミラーレスが劇的に増加している。
ミラーレスでは、ソニーのEマウントが全てのレンタルの中の26%を占め支配的だ。キヤノンRFとニコンZはそれぞれ4.91%と2.26%で、ソニーに大きく後れを取っているが、RFもZも前年比では6倍になっている。 - 以下はLensrentalsのいくつかのジャンル別のランキング(カッコ内は昨年)
※数字は大元の記事から引用しました。
2019年のマウント別のレンタルのシェア
1.キヤノンEF 45.48%(48.85%)
2.ソニーE 23.90%(22%)
3.ニコンF 14.04%(15.53%)
4.マイクロフォーサーズ 7.14%(7.09%)
5.富士フイルムX 3.53%(3.38%)
6.キヤノンRF 1.29%(0.11%)
7.PLマウント 1.24%(0.68%)
8.ニコンZ 0.79%(0.1%)
9.ライカM 0.70%(0.76%)
2019年のメーカー別のレンタルのシェア
1.キヤノン 35.84%(37.17%)
2.ソニー 15.37%(14.58%)
3.シグマ 13.96%(12.96%)
4.ニコン 9.82%(9.62%)
5.タムロン 4.3%(3.85%)
6.富士フイルム 4.14%(3.74%)
7.ツァイス 3.09%(3.68%)
8.パナソニック 3.6%(3.42%)
9.メタボーンズ 2.41%(2.66%)
10.その他 7.47%(8.32%)
全体として、キヤノンとニコンがまだ初期の段階にあるフルサイズミラーレスを別にすれば、レンタルの傾向は引き続きほぼ一貫している。
2019年にレンタルされた機材ではキヤノンのEFマウント製品が人気で、一眼レフを使っている人はまだまだ多いようです。ただ、ミラーレスが全体の5割を占めているということなので、着実にミラーレスへの交代は進んでいるようですね。
ミラーレスのレンタルでは、Eが26%、RFが4.91%、Zが2.26%とのことで、やはりソニーが圧倒的に強いですね。
穴熊
FマウントとEFマウントってこんなに差があるの?
一眼レフの2強ってイメージあったからちょっと意外。
xetex
マイクロフォーサーズが7%借りられてるのに、メーカー別シェアではオリンパスはランク外なんですね。レンタル対象には入ってるみたいですが。
みんな動画目的でマイクロフォーサーズ借りてるのかな。
ひんでぶ
これはレンタルの話ですよね
メーカーで差があるのは購入した人はレンタルしないってことだからなのかもしれませんね
カメオ
EFやEはラインナップがわかりやすいというのがレンタルにつながっている気がしますね
LやGMを借りておけば間違いないと
ぷくぷく
上位に高性能大三元が並んでいる事から、入学・卒業式などのイベントでの使用率が多いのですかね? 個人だけでなく撮影を依頼された業者としても使いやすそうですし。
愛媛みかん
ぷくぷくさんのご指摘の通りだと、拝察します。
入学式や卒業式の日時は同一のことが多く、スタッフが手分けして撮影に当たるようです。
その際、不足する機材を「レンタル」されるのでは?
撮影現場の機材の使用率が反映されて、この結果となっていると推論すれば、興味深いデータですね・・・・・。
弁証法
この中にはEFレンズに他社のボディという使い方をした人もいることでしょう。
各社、この1、2年ほど新マウントのフランジバックの短さを競い合っていましたが、EFレンズのように長いからこそ他社のボディでも使うことができるんですよね。
経営が厳しいメーカーが多い最近ですが、もしそれが続かなくなったら、果たしてフランジバックの短かすぎるレンズは他のマウントで使ってもらえるのかどうかわかりません。
ダイ
xetexさん
販売シェアではオリンパスのほうがパナを圧倒しているので、多分パナはたまにイベントで(特に動画で)借りたい人が多いのではないでしょうか。
オリンパスユーザーは購入する人が多いのかもしれませんね。
おじ3
RONIN-Sがこの順位に居る事に注目です。
ご存知のない方も居るでしょう。
この機器はデジイチなどで動画を撮影する際に3軸を電子的に安定化させ滑らか映像を得る為の機器。使うオペレーターの技量によって得られる安定度も異なりますが上手いオペレーターが撮影した動画はドローンで撮影したかの様なスムーズな映像に。
つまりそれだけ動画撮影用途にデジイチが用いられていると言う事でもあります。
ミラーレス機時代には動画も今まで以上に多く撮影される様になるという事にも。
8K世代になると静止画と動画の境も今以上に曖昧になるのでしょうね。