富士フイルムのフォトキナ2020への不参加を正式に確認

PetaPixelに、富士フイルムのフォトキナ2020への不参加に関する記事が掲載されています。

Confirmed: Fujifilm Will Not Attend Photokina

  • 先週、富士フイルムがフォトキナ2020に参加しないという噂が流れたが、公式なものではなく、フォトキナも富士フイルムもそのような発表はしていなかった。PetaPixelは、フォトキナと富士フイルム双方の公式なソースから確認を取った。

    フォトキナの担当者は、先週の噂についてPetaPixelに「ニコンやその他の企業の不参加をアナウンスした直後に、富士フイルムから連絡があった」とメールで伝えてきた。富士フイルムは、不参加の理由について次のように説明している。

    「エキサイティングな新製品の発表時期、販促計画、費用対効果などの全体的な観点から検討し、フォトキナ2020への不参加を決定した」

    これにより、5月のフォトキナに参加しないメーカーは4社になった。一方で、キヤノン、ソニー、パナソニックは展示会への参加を確認しており、新製品発表の可能性を示唆している。

    我々は写真業界の大きな変化を目の当たりにしており、市場の縮小に伴う予算の削減で、主要なカメラメーカーが全てのイベントに参加することはなくなった。今後はNAB、フォトキナ、PhotoPlusの参加企業を確認するだけで、4月、5月、10月の新製品を予測できるかもしれない。

 

先週の「富士フイルムはフォトキナに参加しない」という噂は確定のようですね。フォトキナは毎年5月の開催に変わってから、今年の開催が中止されるなど、運営が上手くいっていない印象です。今後はこのような写真関係の大きなイベントは、縮小傾向になるかもしれませんね。