ニコンがZ7とZ6の新ファームウェアとRAW動画出力機能の有償設定サービスをアナウンス

ニコンが、Z7とZ6の新ファームェアバージョン2.20のリリースと、Z7とZ6にRAW動画出力機能を追加する有償アップグレードサービスの開始を告知しています。

ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」用ファームウェアの最新版ダウンロードを開始

  • ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX A1000」用ファームウェアの最新版ダウンロードを開始した。

ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」用RAW動画出力機能の有償設定サービスを開始

  • ミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」のRAW動画出力機能の有償設定サービスを2019年12月17日より開始する。
  • 「Z 7」「Z 6」とHDMI端子で接続した外部レコーダーに、4K UHD、フルHDの12bit RAW動画出力が可能。「Z 7」はFXフォーマットベースのフルHD、DXフォーマットベースの4K UHDのみRAW動画出力可能。「Z 6」はFX、DXを問わず4K UHD、フルHDのRAW動画出力が可能
  • Atomos社製Ninja VがニコンのRAW動画出力に対応しており、記録フォーマットはProRes RAWとなる。Ninja V以外のレコーダーについては動作保証をしていない。
  • 有償設定サービス概要:「Z 7」「Z 6」を、ニコン修理センターへ送付、またはニコンプラザ、サービスセンターへ持ち込みで、有償にてRAW動画出力の設定行う。料金は税込み3万3000円。

 

ニコンZ7/Z6用の新しいファームウェアのリリースと、RAW動画出力機能の有償設定サービスの実地が発表されました。RAW動画は有償ですが、かなりの機能強化になるので、本格的に動画で作品作りをする方には、有用なアップグレードになりそうです。

また、プレスリリースによると、新ファームウェア2.20はCFExpressへの対応のためのもので、こちらは無償でファームウェアのインスールだけで実現できるようです。また、D5(XQDタイプ)、D850やD500の将来のCFexpress対応も予告されています。