2019年12月のミラーレスの販売台数シェアではキヤノンとソニーが抜きつ抜かれつのトップ争い

BCN+Rに、最近のミラーレスカメラの販売台数シェアの推移と、2019年12月のシリーズ別販売台数ランキングが掲載されています。

年末商戦も振るわず、ミラーレス一眼の2ケタ減続く

  • 「BCNランキング」によると、12月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は、前年同月比72.0%と大幅減。増税直後の10月の66.1%から11月は84.1%と回復気配がみられたが、再び後退した。
  • メーカー別では上位陣が軒並み低調で、11月は唯一前年を超えていたソニーも77.7%と前年を下回った。12月の各週のメーカー別販売台数シェアを追うと、キヤノンとソニーが抜きつ抜かれつのトップ争いをしており、そのすぐ後からオリンパスが迫ってきていることが分かる。

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  • シリーズ別ランキングでは、キヤノン「EOS Kiss M」がトップを守ったが、2位のソニー「α6400」、3位のオリンパス「OLYMPUS PEN E-PL9」もシェアを2ケタに伸ばしており、かつての大きなアドバンテージはなくなりつつある。また、11月末に発売したニコン「Z50」も4位にランクインするなど、健闘している。

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年末商戦のミラーレスカメラの販売台数ランキングでは、引き続きKiss Mが首位を守っていますが、α6400やE-PL9がすぐ後ろまで迫ってきていて、これまでのような大きなリードはなくなっているようです。

メーカー別の販売台数シェアでは、12月はキヤノンとソニーが拮抗していて、本当にいい勝負という印象です。