シグマのFoveonフルサイズミラーレスカメラは来年の夏頃予定だが再来年になるかもしれない

写真家の田中希美男氏が、SIGMA fpフェスでのシグマ山木社長のフルサイズFoveon機に関する発言を紹介しています。

田中希美男@thisistanaka

  • 今年中に発表予定だったFoveonフルサイズ判センサーを使ったカメラを来年以降に延期します、と話が始まった。理由はセンサーの開発が遅れていることだそうです。
  • いったん開発プロジェクトを白紙に戻し、センサー開発(というより製造)のメドがたった時点でカメラの開発を始める、とのこと。来年夏頃には、と予定しているけどセンサーの都合によっては再来年になるかも。でも、必ずやる、と。山木さん、だいぶツラそうでした。
  • ここ数年、試作のフルサイズ判Foveonセンサーを使ってテストやチェックを繰り返したが、どうしてもSIGMAの望む目標に達してないのでイチから開発を始める。
  • センサーの基本の仕様は以前に話をしたとおり、RGBの1:1:1、20M×3層はそのままの予定。カメラはfpとは外観もコンセプトもまったく異なる。Foveonセンサーの特性を最大限に発揮できるカメラにするつもり、などなど。

 

シグマのFoveonフルサイズミラーレスは「一旦リセット」という告知がありましたが、山木社長が「必ずやる」とコメントしているので、時間はかかりそうですが中止になる心配はあまりなさそうですね。

新しいFoveon搭載カメラは「fpとは外観もコンセプトもまったく異なるFoveonセンサーの特性を最大限に発揮できるカメラ」ということなので、スチル重視のEVF付きのカメラになるのでしょうかね。