X-T4の手ブレ補正ユニットはX-H1と比べて30%小さく検出精度は8倍

軒下デジカメ情報局に、富士フイルムX-T4の特徴が記載された英文テキスト(プレスリリース?)が掲載されています。

軒下デジカメ情報局

  • 富士フイルム「X-T4」の主な特徴(英語)。
    (※以下、テキストの内容をまとめたものです)
  •  X-T4は裏面照射型の26.1MP X-Trans CMOS 4センサーと、高速な画像処理エンジンX-Processor 4を使用している。
  • ボディ内手ブレ補正は、29本のXF/XCレンズのうち18本では6.5段分の補正効果がある。手ブレ補正ユニットには、ベースパーツの新素材を含む多くの新しいコンポーネントや、シャッターショック吸収構造の洗練されたレイアウト、X-H1の8倍の検出精度がある新開発のジャイロセンサーなどが採用されている。
  • 新しい手ブレ補正ユニットは、パネの代わりに磁力を使用しており、X-H1の手ブレ補正ユニットよりも30%小さく、20%軽くなっている。
  • 新開発の高トルクコアレスDCモーターによって、機械シャッターで15コマ/秒で撮影することができる。シャッターラグはわずか0.035秒だ。X-T3との比較で、シャッターユニットの耐久性はこれまでの2倍の30万回で、シャッター音は30%静かになっている。
  • 162万ドットのバリアングルモニターによって、より創造的で幅広い撮影スタイルが可能になる。
  • 液晶モニタとEVFは暗所用の低輝度優先、被写体の細部まで表示する解像度優先、動体撮影用のフレームレート優先の3つのモードがある。アイカップには、外れを防ぐロック機構が備わっている。
  • 新しいフイルムシミュレーションの「エテルナ ブリーチバイバス」が追加された。
  • ハイライトとシャドーのトーンを-2から+4まで、1段ではなく1/2段ステップでより細かく調整できるようになった。ホワイトバランスは「AUTO」に加えて、「白優先」と「雰囲気優先」のオプションが追加された。「RAW」では可逆圧縮に加えて、非可逆圧縮が選択できるようになった。
  • AFは新アルゴリズムの採用と、位相差AFの処理能力によって、0.02秒の速さを実現している。AFの追尾性能も大幅に強化され、追尾の成功率はX-T3と比べて2倍になっている。顔認識/瞳認識のAF性能も激的に改善されている。
  • X-T4の動画はフルHDで240pで撮影可能で、最大10倍のスローモーション効果を得ることができる。ボディ内手ブレ補正は、電子手ブレ補正との組み合わせで、歩きながらの撮影に不可欠な、更に強力な手ブレ抑制効果が得られる。
  • ISブーストモードを使用すると、緩やかなブレが軽減され、三脚なして安定した動画の定点撮影が可能になる。また、同フォーマットの動画を2枚のSDカードに記録可能だ。
  • 新しいNP-W235バッテリーは、NP-W126Sの約1.5倍の容量があり、通常モードで500枚、エコモードで600枚、オプションのバッテリーグリップVG-XT4を使用し2個のバッテリーを追加した場合は1700枚の撮影が可能だ。

 

X-T4の手ブレ補正ユニットは、大幅に小型軽量化しながらX-H1を超える性能を実現しているのはすごいですね。また、動体追尾と顔認識/瞳認識のAF性能の大幅な改善は嬉しいニュースで、15コマ/秒の連写と相まって、動きモノの撮影に強い機種になりそうです。大容量バッテリーの採用もポイントが高いですね。