ソニーが本格的なカメラ機能を持つスマートフォン「Xperia 1 II」を発表

ソニーが、1/1.7型センサーやZEISSレンズ、3D iTofセンサーを採用し、マニュアル撮影等の本格的なカメラ機能を持つスマートフォン「Xperia 1 II」を発表しました。

ソニーの技術を結集したフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 II』を商品化

  • 『Xperia 1 II』は、ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラαで培った技術により、世界で初めてAF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写を実現し、新たにZEISSレンズを採用したトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーを搭載。
  • アスペクト比21:9、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)を搭載するなど、ソニーの技術を結集したスマートフォン。5Gの高速通信により、撮影した大容量データの送信や4Kコンテンツのストリーミング再生などをより快適に楽しめる。
  • 60回/秒のAF/AE演算を行うコンティニュアスAFを可能にし、それにより世界で初めてAF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写を実現。AIによる瞳検出により即時に瞳にフォーカスを合わせる「リアルタイム瞳AF」を新搭載。人物に加えて新たに動物の瞳も検出。
  • マニュアル操作でこれらの本格的な撮影を可能にする新機能「Photography Pro」では、マニュアル露出やシャッタースピード優先といった撮影モードダイヤル、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなどを自在に変更可能
  • メインカメラにはZEISSレンズを新たに採用。T*コーティングにより、画質低下の原因ともなるフレアやゴーストを最小限に抑え、クリアな描写を実現。有効画素数約1220万画素のイメージセンサーを採用した、焦点距離24mmの標準レンズ(F1.7)、70mmの望遠レンズ(F2.4)、16mmの超広角レンズ(F2.2)(35mm換算)と、3D iToFセンサーを搭載。標準レンズと超広角レンズのセンサーにはデュアルフォトダイオードを搭載し、あらゆるシーンで最速0.03秒の高速AFを可能にする。
  • 暗いシーンでも物体を立体的に検知する3D iToFセンサーを新搭載。3D iToFセンサーとデュアルフォトダイオードにより、暗所でも高速・高精度なオートフォーカスを可能にします。さらに、多くの光を取り込める1/1.7"大判センサーの新採用、より大きなピクセルピッチ(1.8µm)の採用により、標準レンズ使用時に従来比約1.5倍の高感度撮影を実現。動画撮影において、光学式(OIS)と電子式(EIS)の手ブレ補正を独自のアルゴリズムで組み合わせたハイブリッド手ブレ補正も搭載。
  • 「Cinematography Pro」は、映像制作現場のクリエイターの声を反映した新機能を搭載。新たに2K 10bit HDRに対応した120コマ/秒のハイフレームレート撮影が可能なほか、従来の24コマ/秒、30コマ/秒に加えて、60コマ/秒、25コマ/秒の4K 10bit HDR撮影を実現します。また、水準器やタッチAF、ホワイトバランスのカスタム設定、適正露出を表示して設定できるメータードマニュアルなどの機能を追加。

sony_Xperia1II_001.jpg

カメラ関係の部分だけをまとめましたが、ソニーの「Xperia 1 II」のカメラ機能は最新のミラーレスカメラも顔負けの高性能っぷりですね。

スマートフォンとしては大型の1/1.7型のセンサーやT*コーティング採用のレンズなど、カメラとしての基本的な部分も底上げされているようです。

また、マニュアル操作が充実していて、シャッター速度やISO感度、ホワイトバランスなどをマニュアルで設定できるのもカメラ好きには訴求力が高そうですね。