BCNによる2020年3月のミラーレスカメラ販売台数は前年同月比で49.5%

BCN+Rに、ミラーレスカメラの販売台数シェアの推移と2020年3月の機種別の販売台数ランキングが掲載されています。

新型コロナ追い打ちで壊滅的打撃、ミラーレス一眼の販売半減

  • 「BCNランキング」によると、3月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年比49.5%で、年明け以降は前年割れが続いていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で状況はさらに悪化した。
  • メーカー別の販売台数前年比も市場全体と連動して低迷。ソニーが44.5%、オリンパスが54.9%、キヤノンに至っては32.3%まで数字を落とした。ただ、シェアとしては4番手ながら富士フイルムのみ115.6%と伸長。販売台数シェアでは年明けから上位3社による混戦が続いていたが、3月中旬以降はソニーが突き抜け、30%超を記録している。

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  • シリーズ別ランキングでは、キヤノンの「EOS Kiss M」がオリンパスの「OLYMPUS PEN E-PL9」に微差で競り勝ちトップを獲得。

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現在の情勢ではデジタルカメラの販売が落ち込むのは無理もないところですが、3月の販売は、やはりかなり厳しい数字が出ていますね。ただ、富士フイルムだけが伸びているのが興味深いところです。

機種別のランキングでは、僅差ながらEOS Kiss Mが首位に返り咲いていていて、引き続きよく売れているようです。また、富士フイルムが順位を上げてきているのが目を引くところです。