2020年4月のミラーレスカメラの販売台数は前年同月比で1/4に

BCN+Rに、ミラーレスカメラの4月の販売状況と、各社の販売台数シェアの推移、機種別の販売台数ランキングが掲載されています。

底が見えないミラーレス市場、コロナ禍で販売が4分の1に

  • 「BCNランキング」によると、4月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比26.1%。前月が49.5%とほぼ半減したが、4月はさらにそこから半減。4分の1程度という衝撃的な数字が出た。
  • メーカー別の販売台数前年比でも勝ち馬はおらず、キヤノン(20.4%)、ソニー(24.5%)、オリンパス(25.8%)といずれも大きく減少。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、キヤノン「EOS Kiss M」がトップを死守(11.4%)。2位はソニー「α6400」(9.5%)で、オリンパスの「OLYMPUS PEN E-PL9」(9.0%)を0.5ポイント上回った。

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4月は外出自粛の影響下なので、カメラ販売の大幅な落ち込みは無理もないところですが、とは言え、前年同月比で26.1%はかなり衝撃的な数字ですね。

機種別のランキングでは上位は大きな変動はありませんが、前回7位だったZ50がランク外になってしまい、ニコンが1機種もランクインしていないのが気になるところです。これはマップカメラやヨドバシカメラのランキングと同様の傾向ですね。