ソニーがブイロガー向けのコンパクトカメラ「ZV-1」を正式発表 [内容更新]

ソニーが、バリアングルモニターを採用したブイロガー向けのコンパクトカメラ「ZV-1」を正式に発表しました。

Sony ZV-1 'content creator camera' focuses on making vlogging easy (DPR)

  • ソニーが、コンテンツ作成用カメラZV-1を発表した。このカメラにはRX100M3/7/5Aと同じ1型20MP積層型CMOSセンサーと換算24-70mm F1.8-2.8のレンズが搭載されているが、自撮りのために、バリアングルのタッチ式モニタが採用され、エルゴノミクスが見直されている。要はZV-1は、RX100M5Aの設計を見直し、ブイロギングと自撮りが容易にできるようにしたカメラだ。
  • ZV-1には、信頼性の高いソニーの瞳AFを利用したブイロギングのための様々な機能やモードが搭載されている。また、カメラの上部には指向性のある3カプセルマイクが内蔵されており、周囲のノイズと話し声を分離することができる。
  • カメラ上部のボタンで絞りを自動的に開放する「バックグラウンドデフォーカス」モードや、カメラの前に手をかざすと、顔ではなく近くにあるものを優先してピントを合わせるAFモードも搭載されている。また、カメラ前面に録画中に点灯するランプが搭載されている。
  • ZV-1のスペックは最近のRX100シリーズとほとんど同じで、4K/30p、1080/120p動画や960pのハイスピード動画モードを搭載している。ファインダーやヘッドホン端子は搭載されていないが、ZV-1には外部マイクを取り付けるための、マルチアクセサリーホットシューが搭載されている。
  • ZV-1は6月上旬に799ドルで発売される。また、Bluetoothシューティンググリップ「VCT-SGR1」は、米国とカナダでは同時購入で割引がある。

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ZV-1のスペックは噂されていた通りで、RX100M5をベースにEVFを省略し、バリアングルモニタや高性能なマイクなどのブイロガー向けの機能を搭載したカメラになっているようです。

手をかざすだけでAFモードを顔認識から近距離の被写体優先に切り替えられるのは、動画で商品紹介などをする人には非常に便利そうな機能ですね。

[追記] 国内でもZV-1が正式発表されました(プレスリリース)。発売日は6月19日、市場推定価格は税抜で9万1000円(シューティンググリップキットが税抜10万4000円)となっています。