ソニーが「FE12-24mm F2.8 GM」を正式発表 [内容更新]

ソニーが、Eマウント用の大口径広角ズーム「FE 12-24mm F2.8 GM」を正式に発表しました。

Sony 12-24mm F2.8 GM arrives in August for $3000(DPR)

  • ソニーは、新しいGMシリーズのレンズ12-24mm F2.8 を発表した。このレンズは、現在、フルサイズ用のF2.8通しのズームでは最もワイドなレンズで、価格は非常に高額な
    3000ドルだ。
  • このレンズは防塵防滴仕様で、重さは847グラムだ。全長は137mm、最大径97.6mmでシグマの14-24mm F2.8より少し大きい。
  • 光学系には3枚のXA超高度非球面レンズ(その中にはソニーでこれまでで最も大きいXAレンズも含まれている)、2枚のスーパーEDレンズ、3枚のEDレンズ、1枚の非球面レンズが使用されている。
  • 新開発のナノARコーティング II が採用されており、前玉にはフッ素コーティングも採用されている。AFモーターは4つのXDリニアモーターが、2つのフォーカスグループ(共に動くかまたは独立して動く)を動かしており、作動音は静かだ。絞り羽根は9枚。
  • フローティングフォーカス機構により、フォーカスレンズ群を2群に分けて制御することで、優れた近接性能と解像力を両立している。フォーカシングはインナーフォーカスで、全長は変化しない。
  • 後部フィルターホルダーには、シートタイプのNDフィルターや色補正フィルターなどを取り付け可能。シートフィルター用のカッティングテンプレートが付属している。
  • 12-24mm F2.8 GM の発売は8月中旬で、価格は3000ドルになる。

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FE12-24mm F2.8 GM の価格は3000ドルで、DPReviewは非常に高いと言っていますが、これまでで最大のサイズのXAレンズを含む3枚のXAレンズや、2枚のスーバーEDレンズを使っているので、この価格は仕方ないところかもしれませんね。この気合の入った光学系からどのような絵が出てくるのか、非常に楽しみです。

[追記] 国内でも正式に発表されました(プレスリリース)。発売日は8月7日で、希望小売価格は税抜で38万920円となっています。