EOS Mシリーズは早ければ2021年中に廃止される?

Canon Rumors に、キヤノンEOS M7のスペックと、EOS Mシリーズの廃止に関する噂が掲載されています。

Rumored Canon EOS M7 camera specifications [CR1](source: personal-view

  • 今年中に発表されると噂されているEOS M7の更なるスペックの情報が、ネット上に出回っている。このスペックの裏付けは取れていない。このカメラの噂されている価格(1599ドル)は、EOS M50の後継機(EOS Kiss M Mark II)には適合しないだろう。

  • EOS M7のスペック:
    - デュアルピクセルAFIIを搭載した32MP APS-Cセンサー
    - ボディ内手ブレ補正
    - 若干更新されたDIGICプロセッサ
    - 236万ドットの廉価版のEVF
    - デュアルSDカードスロット、速度は4年前のカメラと同等
    - 連写はAF非連動で12コマ/秒
    - APS-C全画面読み出しで4K24pから60p
    - フルHDは最高120p(120fpsではオーバーヒートの問題あり)
    - マーケティング目的のC-Logモード
    - 価格は1599ドル

  • この噂の後半の部分では、キヤノンがEOS Mシリーズを早ければ2021年に廃止することが示唆されている。これは、これ以上のEOS Mシリーズのカメラやレンズが登場せず、EOS RシステムのためにEOS Mが歴史の一部になることを意味している。

    この廃止の噂は過去数ヶ月の間に何度か聞いたことがあるが、全てが匿名のソースからの情報で、私はあまり信用していない。誰かがこの噂を解明してくれることを期待している。

    これは、EOS RのAPS-C機の登場を意味しているのだろうか? そのようなカメラについては何も聞いていないが、ここ1年くらいの間、EOS RのAPS-C機はかなり話題にはなっている。

    2021年に非LのRF18-45mmが登場することが判明しており、これはフルサイズ用としては奇妙なスペックで、これまでは18-55mmや18-45mmはAPS-Cのキット用レンズの焦点距離だった。これらの噂は全て未確認のCR1の噂なので、それ相応に扱って欲しい。

 

信憑性の低い噂のようなので、現時点ではあまり本気にしない方がよさそうですが、この噂のEOS M7のスペックは現実的なものなので、このスペックのまま製品化されても不思議はありませんね。

気になるのは噂の後半のEOS Mシリーズが廃止されるという部分で、本当にキヤノンが同社で一番売れているEOS Kiss M を含むEOS Mシリーズを廃止するのでしょうか。シリーズを来年に廃止するつもりなら、ここでハイエンド機のEOS M7を投入するのは不自然なような気がします。