キヤノンのRFマウント用の「200-800mm F6-8.5」の特許

Canon News で、キヤノンの「80-400mm F4-6.3」「120-600mm F4.5-7.3」「200-800mm F6-8.5」の超望遠ズームの特許の実施例が紹介されています。

Some Curious RF Consumer Super-Zooms

  • 好奇心をそそる特許出願(特開2020-118816)をみつけた。この特許は(現行の)100-500mm F4.5-7.1 L IS USMに関してのものだと思うが、他の実施例にも価値があるかもしれないとも考えている。


    RF 80-400mm F4-6.3
    焦点距離:82.24 199.92 395.00   
    F値:4.10   5.13   6.40  
    半画角:14.74   6.18   3.14  
    像高:21.64  21.64  21.64  
    全長(全玉からセンサーまで):204.12 265.26 294.22   
    バックフォーカス:21.72  43.37  68.86  


    RF 120-600mm F4.5-7.3
    焦点距離:120.00 300.00 590.00
    F値: 4.60   5.67   7.20
    半画角:10.22   4.12   2.10
    像高: 21.64  21.64  21.64
    全長(全玉からセンサーまで):240.18 308.74 335.29
    バックフォーカス:15.00  36.91  73.64


    RF 200-800mm F6-8.5
    焦点距離:199.97 399.99 784.76  
    F値:6.00   6.80   8.50  
    半画角:6.17   3.10   1.58  
    像高:21.64  21.64  21.64  
    全長(全玉からセンサーまで):285.44 355.65 385.65  
    バックフォーカス:22.57  43.72  83.86  

canon_patent_2020-118816_001.jpg

特許の実施例のうち、80-400mm F4-6.3と120-600mm F4.5-7.3は、既に製品化された100-500とスペックが近いので製品化は微妙かもしれませんが、200-800mm F6-8.5なら、100-500mmとは別物なので、製品化される可能性はあるかもしれませんね。

80-400mm(または100-400mm)クラスのズームは、Lレンズだと、F4-6.3よりもEFと同じF4.5-5.6程度の明るさのレンズの方が需要があるような気がします。