ソニーが「α7C」と「FE28-60mm F4-5.6」を正式発表

ソニーが、国内で軽量コンパクトなフルサイズミラーレスカメラ「α7C」を正式に発表しました。

世界最小・最軽量システムを実現する『α7C』とズームレンズ発売

  • ソニーは、世界最小・最軽量システムを実現するフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7C』とαEマウント用標準ズームレンズ『FE 28-60mm F4-5.6』を発売する。市場推定価格はボディが21万円前後、レンズキットが24万円前後(税抜)

  • 小型・軽量で、カメラ本体の顔検出と連動して高精度なオートホワイトバランスがかけられる新機能も搭載したα用電波式ワイヤレス通信対応フラッシュ『HVL-F28RM』も発売する。

  • α7Cの主な特徴

    • 手軽に持ち運ぶことのできるサイズ・質量を実現。幅約124.0mm×高さ約71.1mm×奥行約59.7mm、重さ約509gと、APS-Cセンサー搭載の『α6600』とほぼ同等。
    • 有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rと、高速処理能力を備えた画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。
    • ISO100~51200(拡張ISO50~204800)の広い感度域をカバー。
    • 高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、手ブレ補正アルゴリズムも最適化することで、5.0段の補正効果を実現。
    • フルサイズミラーレス一眼カメラとして業界最大のスタミナ性能を実現。CIPA規格準拠で、ビューファインダー使用時約680枚、LCDモニター使用時約740枚の撮影が可能。
    • 迅速に起動可能なリアルタイムトラッキング。人物や動物の瞳にフォーカスを合わせ続けられるリアルタイム瞳AF 。
    • 小型・軽量ながらメカシャッター時およびサイレント撮影時いずれも最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写を実現。
    • 全画素読み出しにより、4K映像に必要な画素数の約2.4倍の情報量を活用して4K映像を出力するため、より解像感の高い映像表現が可能。
    • 横方向に開くバリアングル液晶モニターを搭載し、自撮りのほか、頭より高い位置や地面近くでの撮影の際に便利。

  • FE28-60mm F4-5.6の主な特徴

    • 最新のメカニカル設計と光学設計により、かばんの中に入れて日常的に持ち運べる小型・軽量(最大径66.6mm×長さ45mm、重さ約167g)を実現。
    • 非球面レンズ3枚を最適に配置することで諸収差を抑え、画面周辺部までの高い解像性能を実現。
    • 小型・軽量ながら防塵・防滴に配慮した設計のため、屋外でも安心して撮影できる。

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α7Cが国内で正式発表されました。スペックは、ほぼ噂通りで、非常に軽量コンパクトで扱いやすいカメラに仕上がっているという印象です。

α7 III と比べると、小型化に伴ってEVFが小さくなっていたり、シャッターの最高速が1/4000秒に抑えられているなど、スペックダウンしている部分もあるようですが、AFのリアルタイムトラッキングなど、進化している部分もあるようですね。

価格は市場推定価格が21万円(税抜き)ということなので、ほぼ海外の噂通りで、α7 III の初値とそれほど変わらない値段になりそうです。