Canon News で、キヤノンのAPS-Cミラーレス用の望遠ズーム(RFマウント用?)の特許が紹介されています。
・Canon Patent Application: APS-C mirorless zoom
- ことによると、この特許はRFマウントのAPS-C機を示唆するものだろうか? キヤノンはミラーレスズーム用の45-200mm F4-5.6の特許(特開2020-140143)を出願している。この特許出願は普通のことだが、タイミングは普通ではない。
EOS Mシステムには既にこの焦点距離のズームがあるので、現行レンズのアップグレードか、さもなければ、キヤノンは新しいRFマウント用のAPS-Cレンズを考えているかだ。
キヤノンが(RFマウント用の)18-45mmを開発していることが既に判明しているが、このレンズがAPS-C用だとすれば、今回の特許のレンズとピッタリ合うのは興味深いことだ。しかしながら、EOS Mにも15-45mmが存在するので、このレンズは(RF用で)確定ではない。
焦点距離: 45.00 90.00 181.25
F値: 4.13 5.03 5.83
半画角: 16.89 8.63 4.31
像高: 13.66 13.66 13.66
全長(全玉からセンサーまで): 112.20 136.54 156.45
バックフォーカス: 18.76 18.76 18.76
この特許の45-200mm F4-5.6は、確かに、開発中と噂されているRFマウント用の18-45mmとダブルズームキットにするのにピッタリの焦点距離のレンズなので、RFマウントのAPS-C用レンズの可能性はあるかもしれませんね。
ただ、EOS Mはキットの標準ズームが18-55mmから15-45mmに変わったので、単純にEOS Mの標準ズームとつながりのよい45mmスタートの望遠ズームを用意しているだけかもしれません。
dany
このレンズがRFマウントかMマウントかでEOS Mの命運が決まりそうな予感。
ジェラ
どちらも45mmから繋がるような焦点距離なので可能性はありますが、RF18-45mmの記事でも書かれていたように自分もこれはAPS-C用じゃないと思います。
APS-C用ならCanonの場合15mmにしてやっとSONYやNikonの16mmと同じ焦点距離になるので広角が重視される今どきので換算29mmスタートは厳しいかと。
加えて望遠側もSONY・Nikonより短いので中途半端なキットレンズに映りますし。
田吾作
>ジェラさん
フルサイズのレンズは像高21.64mmですので、13.66mmしかないこのレンズはAPS-C専用で間違いないです。
RF 18-45mmとやらは噂だけで特許は公開されていないようなので、どちらになるかはわかりませんが。
Taku
今のEF-Mの望遠レンズはテレ端がF6.3と暗いので、このF4-5.6というのは良いですね。
APS-CでF6.3だと、結構厳しい状況もあるので、初心者も使うようなキットレンズはこれくらいの明るさにしておいてもらえると嬉しいです。