ソニーはスマホとカメラの完全融合を目指す

BUSINESS INSIDER に、ソニーのCEOとCOOのインタビューが掲載されています。

通信とデジカメの「融合」本格検討か (found via SonyAlphaRumors

  • カメラについては、やはり環境要因が大きい。旅行需要が戻らないと本格的な販売改善は難しい。しかし、来年、再来年に向けては必ず需要が戻るものと期待している。

  • 一眼の世界では我々もトップブランドになり、市場拡大の牽引役としてやってきた。しかし、いまやコロナ禍で市場は厳しい。当面は一定の規模を確保することになる。そこで注目は"動画"。デジカメとして伸びるのは動画ニーズだ。(一眼の)αも動画メインで打ち出して行く。

  • カメラ単独というよりは、"新しいエレクトロニクス"としてのシナジーを追求していく。具体的には、スマホとカメラをどう融合させるか、完全融合を目指していく。

    世界中で、本格的なスマホ事業とカメラ事業を有している企業はソニー以外にない。苦労して再生した通信事業と、カメラ、プロ向けのソリューションを、かなり開発投資を増して、短期・長期に向けて開発を強化していきたい。

 

スマホとカメラの完全融合と述べられていますが、ソニーがどのような製品を考えているのか非常に興味深いところです。

既存のデジカメに関しては、はっきりと「動画メインで打ち出していく」と述べられているので、今後はZV-1やα7S III のような動画に強い機種がラインナップの中心になっていきそうですね。