CAPA CAMERA WEB に、ヨドバシカメラの10月上期の交換レンズの販売ランキングが掲載されています。
・レンズ売れ筋トップ10全てがフルサイズミラーレス用! Eマウントレンズの快進撃が止まらない
- データ集計期間:2020年10月1日~10月15日
- 第1位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (ソニーEマウント)
- 第2位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art (ソニーEマウント)
- 第3位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
- 第4位 タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD (ソニーEマウント)
- 第5位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
- 第6位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (ソニーEマウント)
- 第7位 ニコン NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- 第8位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art (ソニーEマウント)
- 第9位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
- 第10位 ソニー FE 20mm F1.8 G - ソニーEマウント用レンズが今回も7機種ランクイン。キヤノンの2機種とニコン1機種がそれぞれランクインしているものの、タムロンとシグマのレンズは、全てEマウント用レンズだ。今回もトップ10の全てのレンズがフルサイズミラーレス用レンズとなった。
- 1位はタムロンの高倍率ズームレンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント)。首位をキープしたまま10月を迎えることとなった。順位の変動はあるものの、前回と同じ顔ぶれの3機種がランクイン。
- キヤノンはカメラボディ「EOS R5」「EOS R6」の供給不足とともに、RFレンズも注文に追いついていない状況を抱えている。
久しぶりにレンズのランキングを取り上げてみましたが、ランキングがフルサイズミラーレス一色になっていて、中でもEマウントが圧倒的に強いですね。
Eマウントの内訳は7機種のうち、タムロン3機種、シグマ2機種、ソニー2機種で、サードパーティー製レンズが非常によく売れているという印象です。タムロンの28-200mmは前回も1位、前々回は3位(Eマウントではトップ)ととても人気があるようですね。
スナッチャー
レフの新しいレンズが出ない理由がよくわかりますね。
直也
Canon、Nikonもサードパーティーレンズが出ればまた変わって来ると思うけど…情報開示してないからな…
レフ機はもう終わりなのかな?
船乗り
ソニーよりキャノンのがレンズ売れてるのが意外。
ソニーはレンズの利益サードに持っていかれてるね。
ボクとレンダー
これを見る限り、マウント情報の公開はSONYにとってよい方向には行っていないように思えます。
Nikonもマウント情報を公開して欲しいと思っていましたが、公開しない方が良いのかもしれませんね。
Chiwanwan
レンズの売れ筋を見ているとなんとなく購買層が解るような気がします。
キヤノンはやっとR5・R6が出てきてRFの大三元を求める方たちが購入している
気がします。そろそろ5D Mark IV・EFレンズから買い替えの需要が出てきている
ように見えます。私のキヤノンの機材もそろそろ変え時かも。
Tamronのレンズは17-28、28-75、70-180を揃えましたが、フィルターサイズが
同じであること、3本を持ち出した時の重量がとても助かります。
昔のレフ機で大三元を持ち出した頃と比べて格段に体に楽になりました。
ソニーのミラーレスだからブロワーは必須になりましたが…w
ミノル
CANON、NIKONユーザーからしたらシグマとタムロンの魅力的なレンズを
是非とも出してほしいと思うことでしょうけどこれを見ると
両社ともマウント情報開示に消極的になるのも頷けますね
kazurin
APS-Cやm4/3はキットレンズで満足せてしまう層が多いんでしょうね。
ソニーはサードのレンズが売れるから、次のボディ買い替えや買い増しにつながるので、サードパーティが売れているのは良い傾向だと思いますよ。
to
ソニーの場合は純正レンズだけでも安価なものから高価なものまで種類が揃っているので、自社内で売り上げが分散されるという点もあるかもしれません。
それはさておきこのランキング結果は製品の価格帯に依るところも大きいと思います。最新製品は高性能は良いのですが20万円オーバーは当たり前で、揃えていくのもなかなか大変です。
ただちゃん
ソニーのサードパーティー囲い込みは、次のハードの普及強化に繋がるので良い戦略だと思います。
でも、サードパーティー・レンズの品質向上が目覚ましいので、もう少し品質を上げ、価格引き下げが必要かも知れませんね。
すみかん
サードパーティーもRFマウントレンズを出せばドバッと売れるんじゃ?
taku
サードパーティは諸刃の剣になりますが、ソニーの場合は小型で安価なレンズはサードパーティに任せる事で共存共栄が出来ていると思います。
使用する側も毎月新しいレンズが発表され、選択肢が増える事は大変嬉しい事です。
そしてタムロンはソニーが大株主ですし、タムロンが儲かることはソニーにとって良い事ではないでしょうか?
みや
Eマウントが仕様非公開だったら、ここまでの躍進は無かったと思います。乗り換えユーザにとってありがたいですし。既存ユーザを多く抱えてるキヤノン/ニコンと取る戦略が違うのは当たり前かと。
じゃあこの先、何でより利益を得るかというと、技術開発でどんどん新しい本体を出しつつ、センサーを外販して・・・ということかと思っていたのですが。ちょっとおとなしいですよねえ。
はっち
ソニーはサード製レンズに持ってかれるのは有りますが、
レンズが充実してる事でボディの売り上げにも繋がります
から、良い関係だと思います。
タムにしろシグマにしろサードの個性が光ってるので、
もうそろそろ2型や従来のレフに追いつけ追い越せだった
焦点距離ラインから違う焦点距離域やF値の路線も出て来
て欲しいです。
ぽち
α7Siiiとα7C
どちらも新規ユーザー多そうな機種ですし
ボディに合ったレンズ新調したくなる特徴あるカメラが続いてますからね
ひまわり
ソニーEマウントのタムロン28‐200㎜、70‐180㎜を持っていますが、2本共に大変完成度が高くてとても気に入っています。明るくて小型軽量。先日動きの激しい高校生のバスケットボールの試合をα9と70‐180㎜で撮影したらAFが大変機敏。一眼の70‐300㎜感覚で撮影している感じでしたね。ソニーは普及中価格帯にシグマやタムロン、高級価格帯にソニーとツアイスと選べられるから良いと思いますね。レンズが売れるとボディも売れるし逆も同様。ソニー純正が売れないというよりEFレンズをアダプターで使う人が多いからFEレンズが思ったほど売れないのかもしれません。FE24‐105㎜は発売から結構経つのに上位キープですね。他のレンズはここ最近のばかりが上位です。タムロンの70‐180㎜や28-200は他社よりぐっと小型で軽量なので人気があるのではないでしょうかね。
シロクロ
キヤノンは今回色々勿体無いですねえ…せっかくのヒット商品なのに供給不足による
機会逸失が相当ありそう、それだけ無理をしたという事なんでしょうかね
電卓
ちょっと、タムロンが強すぎて、ソニーが売れていないのが気になりますね。
事実上、今のところタムロン、シグマはEマウントがほとんどでしょうから、ソニーはそれ以上に価格と値段のバランスが良い、魅力のあるレンズを作ってほしいですね。
電脳仙人
コスパ的にお得感もあるのでEマウントレンズはサードパーティー製が人気ですね。
ソニー的にマウント情報公開の戦略が成功なのか微妙なところですが、家電メーカーのソニーなら、新しいボディをどんどん投入してボディの売り上げで利益を確保する戦略でも上手く回っているのかもしれません。
レンズが収益の源泉だと考える光学メーカーのニコンやキヤノンでは、新型ボディ開発も長いですし収益の確保が難しくなるのではないでしょうか。やっぱり純正レンズが信頼できるという囲い込みは必要なんでしょう。
ミノル
連投失礼します。
ソニーはEマウント盤石のシェアと指示があり
サードパーティーとともにマウントを盛り上げていっている効果があるので
得られるレンズの利益を多少持っていかれても(或いは相乗効果で
それ以上に売れている)良いかと思いますが、ニコンはレンズで
利益を取られると大変だと思います。
CANONはこのままシェアを確保、拡大すれば情報開示と関係なく
サードパーティーが参入するでしょうね。
とり
Eマウントが始まって数年の状況を思えばラインナップはなかなか揃わないし純正レンズの出来も当たり外れが…という感じだったので開示は正解だったと思います。
開示されなければサードパーティー各社もソニーの新マウントなんかに(笑)見向きもしなかったのではないでしょうか。
出してみたら意外と売れる→新商品を開発する、という循環が上手く行ったように見えます。
そう言えばここ数年、設計のレベルが上ったのか純正、サードパーティーとも明らかな"ハズレ"のレンズってなくなった気がします…
はむたろす
飛行機や通信キャリアに例えれば、EマウントのタムロンレンズはLLCでありサブブランドの位置づけなんでしょうね。自社では出しづらいけど、本体シェアを取るために安価かつ高品質なラインナップは必要なわけで、そこを埋めるためにタムロンを据えるというのがソニーの戦略なんだと思います。大株主でもあるので、製品の仕様にもソニーの意向が相応に反映されているのではないでしょうか。