リコーが新APS-Cフラッグシップ機「PENTAX K-3 Mark III」の開発状況をアナウンス

リコーイメージングが、開発中のAPS-Cフラッグシップ機の開発状況と正式名称、詳細スペックを発表しています。

新APS-Cフラッグシップデジタル一眼レフカメラの開発状況について

  • 現在開発中の新製品は、名称を「PENTAX K-3 Mark III」に決定し、一眼レフカメラの本質的な価値にこだわり、写真を生涯の趣味として楽しまれている多くの方々が、撮影のプロセスまで愉しめる機能・性能を備えたカメラとなる見込みです。
  • 本製品は、2020年中の発売を目指していることをお伝えしていましたが、現在、開発の最終段階を迎えています。今後、開発を完了し量産に向けての体制を整える予定ですが、発売までに今しばらくの時間を要するため、現時点でお伝えできる仕様について、以下の通りお知らせいたします。
  • 製品名はPENTAX K-3 Mark III、発売時期は2021年2月25~28日に開催を予定している「CP+2021」の頃を目指して開発中。価格は未定。

  • PENTAX K-3 Mark III の主な仕様

    - 有効2573万画素 CMOSセンサー
    - ISO100-1600000
    - 手ブレ補正「SR II」は5.5段分の効果
    - メディアはSD/SDHC/SDXC(UHS-IIはスロット1のみ)
    - ファインダーは視野率100%、倍率1.05倍、アイレリーフ20.5mm(見口枠より)
    - モニタは3.2型162万ドット
    - ライブビューはコントラストAF、タッチAF、顔検出、フォーカスアシスト
    - AFセンサーはSAFOX13、101点測距(25点クロス)、EV-4~18
    - 連写は12コマ/秒、37コマまで(JPEG)、32コマまで(RAW)
    - シャッターは1/8000-30秒、シンクロ1/200秒
    - 動画は4K30pmフルHD60p、最大4GBまたは最長25分
    - 大きさ134.5mm x 103.5mm 73.5mm、重さ820グラム(バッテリーSDカード込み)

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リコーの新APS-Cフラッグシップの詳細がついに明らかになりましたね。センサーが26MPになり、AFユニットが新型の測距点101点のSAFOX13になっているなど、K-3 II から大きな進化が期待できそうです。

発売は来年のCP+のあたりということで、まだしばらく時間がかかりそうですが、発売時期がアナウンスされたので、これで安心して待てますね。

[追記] 社長のコメントによると、価格は「20万円台後半を目指す」とのことです。