Eマウントを採用したハイスピードカメラ「Wave」の予約が開始

Freefly Systemsが、Eマウントを採用した、グローバルシャッター搭載のコンパクトなハイスピードカメラを発表しています。

Eマウントの小型ハイスピードカメラ「Wave」(マイナビニュース)

  • イデオモータロボティクスは、米Freefly Systemsの小型軽量ハイスピードカメラ「Wave」の日本国内予約を開始すると発表した。グローバル発表時の販売価格は9,995ドルから。
  • Waveはグローバルシャッターに対応するスーパー35センサーを搭載し、最大4K/420fpsでの撮影が可能なハイスピードカメラ。本体寸法はW150×D97×H47mm、重量716gと小型軽量で、ドローンへの搭載にも対応する。
  • ソニーEマウントを搭載してマニュアルモードの絞りとフォーカス機構を持つレンズに対応し、オプションのスペーサーを用いればRED DSMCマウントも使用可能。マウント部には取り外し機構やロック機構を搭載するが、電子接点は備えない。
  • 記録メディアにはNVMe M.2 SSDを使用する。記録フォーマットは10bitのCompressed Bayer RAWで、圧縮比はTypical 5:1 to 6:1。本体はIP52に準拠する防水防塵。

FreeflySystems_wave_of_001.jpgEマウントのサードパーティー製のレンズは多数ありますが、ボディはこれが初めてでしょうか。

Eマウントは、規約でサードパーティー製のテレコンが造れないようなので、てっきりボディ側のマウントが使用できないのかと思っていましたが、このWaveが出てきたということはボディ側のマウントを使った互換機も問題ないのでしょうかね。それとも電子接点が無いので、ライセンスを受ける必要がないのでしょうか。

このWaveはグローバルシャッターを搭載し、4K420p 10bitで圧縮RAW記録というすごいスペックですが、サイズはコンシューマー用のデジカメとあまり変わりませんね。