ソニーが今年度の最終的な利益見通しを上方修正

ソニーが2020年度 第2四半期の決算を発表しています。

決算短信・業績説明会資料

  • 2020年度第2四半期の連結売上高は、2兆1,135億円と前年同期比微減となった一方で、連結営業利益は、前年同期比388億円増の3,178億円と、第2四半期としては過去最高となった。
  • 連結の売上高見通しは、前回見通しから2,000億円増の8兆5,000億円、営業利益見通しは、800億円増の7,000億円とした。税引前利益見通しについては7,650億円に、当社株主に帰属する当期純利益は8,000億円に、それぞれ上方修正している。
  • EP&S分野:当四半期の売上高は、主にテレビの販売台数の増加により、前年同期比2%増の5,047億円となった。営業利益は、オペレーション費用の削減や、テレビの製品ミックス改善と販売台数増などにより、前年同期比126億円増の540億円となった。
  • 通期の見通しについては、売上高に変更はないものの、主に為替の好影響により、営業利益を前回見通しから70億円増の670億円とした。

sony_2020q2_EPandS_001.jpgソニーは、今期はQ2では過去最高益を上げており、利益見通しも1.5倍に上方修正されているなど、コロナ禍の中にあって絶好調と言ってもいい決算ですね。カメラ事業を含むEP&S分野は増収増益ですが、デジタルカメラの販売台数は新型コロナの影響もあってさすがに減少してしまったようですね。