ニコンが「Z 7II」と「Z 6II」を正式発表

ニコンが、デュアルEXPEED6を採用した新型フルサイズミラーレスカメラ「Z7II」と「Z6II」を正式に発表しました。

フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 7II」を発売

  • 画像処理エンジンを2つ搭載した「デュアル EXPEED 6」の採用により、AF/AE追従で連続撮影可能コマ数は「Z 7」の約3倍の約77コマ、連続撮影速度は約10コマ/秒に向上。
  • 「瞳AF」「動物AF」は、「ワイドエリアAF(L)モード」にも対応し、対象の被写体の目だけにピントを合わせることが可能となり、狙い通りの撮影を実現。低照度時のAF性能も改善し、-3EVの暗さまでAF撮影が可能。「3D-トラッキング」に似た操作性のターゲット追尾AFに対応。
  • USB充電だけでなく、電源ON時の給電にも対応しており、長時間の撮影などでも安心して撮影に集中できる。撮影可能コマ数は約360枚に増加し、さらに「パワーセーブ」機能を使用することで撮影可能コマ数が約380枚増加。
  • 「Z マウントシステム」で初となる縦位置撮影時のグリップ性と操作性を向上させる「パワーバッテリーパックMB-N11」を「Z 7II」に装着することで撮影可能コマ数および動画撮影可能時間が約1.9倍に拡張できる。
  • ユーザーの要望に応え、ダブルスロットを搭載。高速書き込みや読み出しに対応するCFexpress(Type B)/XQDカードスロットに加え、SDカード(UHS-II対応)スロットも搭載。「デュアルEXPEED 6」の採用により、ダブルスロットにおいても速度を落とすことなくメモリーカードへの書き込みが可能。

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フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 6II」を発売

  • 4K UHDは最大30p、フルHDは最大120pに対応。また、動画撮影時にも「瞳AF」「動物AF」が使用でき、高い精度で人物や犬、猫の瞳にピントを合わせることができる。
  • 画像処理エンジンを2つ搭載した「デュアル EXPEED 6」の採用により、AF/AE追従で連続撮影速度が「Z 6」の約12コマ/秒から約14コマ/秒に高速化、連続撮影可能コマ数は約35コマから約124コマと、「Z 6」の約3.5倍に増加。
  • 暗所での撮影で活躍する低輝度性能も向上し、-4.5EVまで高精度なAFが可能です。「瞳AF」「動物AF」は、「ワイドエリアAF(L)モード」にも対応し、狙った被写体の目だけにピントを合わせることが可能。
  • 電源OFF時のピント位置維持機能や、ライブビュー撮影で画像モニターをチルトした時に意図しないEVFへの切り替えを防ぐ機能など、ユーザーの使い勝手を追求した機能を新たに搭載。
  • USB充電だけでなく、電源ON時の給電も可能。インターバルタイマー撮影やタイムラプス動画撮影など長時間の撮影の際にも安心。
  • 新発売の縦位置操作にも適した「パワーバッテリーパックMB-N11」を装着すれば、撮影可能コマ数および動画撮影可能時間が約1.9倍に拡張できる。
  • ユーザーの要望に応え、ダブルスロットを搭載。高速書き込みや読み出しに対応するCFexpress(Type B)/XQDカードスロットに加え、SDカード(UHS-II対応)スロットも搭載。

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予告されていた通り、本日、ニコンのZ6IIとZ7IIが正式に発表されました。両機のスペックは、ほぼ海外で噂されていた通りで、画像処理エンジンをデュアルにすることで、連写性能やAF性能が改善され、また、要望の多かったデュアルカードスロットも採用されています。II型の外観は旧型とほとんど同じですが、ファインダーの形状が少しシャープなっているようですね。