ニコン「Z6 II」と「Z7 II」のスペックに関する追加情報

Nikon Rumors に、来週発表予定のニコンZ6 II とZ7 II のスペックに関するいくつかの新しい情報が掲載されています。

More Nikon Z6 II and Z7 II rumored specifications

  • 以下は、アジアから提供されたZ6 II とZ7 II のスペックに関する追加情報だ。

    • Z6 II の出荷開始は11月中旬で、Z7 II は2021年の1月(?)になる。
    • 2021年に1.7倍のクロップで4K60pに対応するファームがリリースされる。
    • 価格はZ6(1797ドル)とZ7(2497ドル)よりも最大30%の上昇が見込まれる。
    • Z6 II とZ7 II のセンサーはZ6 / Z7と同じもので、AFの改善は新型の画像処理エンジンのみによるものだ。
    • Z6 II とZ7 II 用の新しいバッテリーグリップはMBN-11という名称になる。このグリップにはシャッターボタンが搭載され、D80/D90のグリップと同じようにバッテリー室に電子接点が設けられる。
    • 連写はZ6 II が14コマ/秒、Z7 II は12コマ/秒
    • 改善の多くを占めるのが、瞳AFと動物AFの領域で、AF-Cモードでいくつかの調整がなされている。
    • AFの改善には低照度、ワイドAFエリア、AFトラッキング、動画も含まれている。
    • 新しい(または改善された)省エネモード
    • スナップブリッジ経由でファームウェアのアップデートが可能になる。
    • バッファーの増強:Z6 II で99枚、Z7 II 57枚
    • コントロールリングとフォーカスリングの方向を逆に設定することができる。


  • 以下は、これまでに噂されていたZ6 II とZ7 II のスペック。

    • 新型はZ6 / Z7 の正常進化モデルになる。
    • カメラの形状はZ6 / Z7とほとんど同じ。
    • Z6 / Z7 と同じセンサー
    • Z6 / Z7 と同じEVF(現行のZ6 / Z7のEVFは369万ドット)
    • 改善されたAF(顔認識、瞳認識、動物認識)
    • デュアルEXPEEDプロセッサー
    • バッテリーは新しいEN-EL15cを採用
    • USB給電
    • デュアルメモリーカードスロット:CFexpressとSD(XQD/CFX type B、SD-UHS-II)
    • より速い連写速度
    • バッファーメモリーの増強
    • 動画は4K60p
    • 新しい動画機能
    • 改善されたユーザーインターフェース
    • シャッターボタンや操作部の付いた縦位置グリップ(オプション)に対応
    • 発売後にファームウェアアップデートで機能の改善が予想されている。
    • Z6s(Z6 II)はニコンの最後の24MPセンサー機になる。
    • 現行のZ6 / Z7 よりも高価になる。
    • 発表は10月14日。

 

Z6 II とZ7 II は、画像処理エンジンが新しくなってAFがかなり改善しそうですね。連写も速くなっているようです。4K60pは目玉機能の1つかと思いましたが、ファームウェアで後ほど追加される可能性があるようですね。

価格に関しては最大30%アップというあまり嬉しくない情報がありますが、国内ではあまり値上げしないで欲しいところです。