北米でツァイス「ZX1」の予約受け付けが開始

DPReviewに、2018年に開発が発表されていたツァイスのハイエンドコンパクト「ZX1」の予約受付が開始されたという情報が掲載されています。

It's alive: Zeiss' Android-powered ZX1 camera is available to pre-order

  • B&H Photo(北米のカメラ店)が、ツァイスZX1が6000ドルで予約注文が可能になり、近日中に発売予定であることを顧客に告知するメールを送信した。

    ZX1は2018年9月に発表され、当時ツァイスは、35mm F2 Distagonと37.4MPセンサーを搭載した、このAndroidベースのフルサイズカメラの仕様を詳しく示していた。

    Android搭載のカメラはこれが初めてではないが、ツァイスはAdobeと提携して、Lightroom CCを4.3型モニタ上で実行できるようにして差別化を図っていた。ツァイスの主張によると、ZX1は撮影、編集、共有がその場できるように設計されたカメラということだ。

    ZX1は2019年初めに発売予定だったが、それは実現せず、2019年3月のインタビュー以来、ツァイスはこの件について沈黙していた。

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ここしばらく全く音沙汰がなかったので、計画が中止されたのではないかという憶測を呼んでいたZX1ですが、どうやら発売に漕ぎ着けたようですね。

以前にZX1の価格は4200ドル前後という噂が流れて、ツァイスとしては意外に安くなるのではないかと期待されていましたが、実際は6000ドルということで、5000ドルのライカQ2よりも更に高価になりそうです。