ツァイスが、 Lightroomを標準搭載したハイエンドコンパクト「ZX1」を正式に発表しました。
・ZEISS ZX1 フローに乗ったまま。(found via 軒下デジカメ情報局)
- ZEISS ZX1は、クリエイティブな写真撮影とは、完璧な瞬間を捉えるだけでなく、スムーズなワークフローも求められることをわかっている写真家のためのカメラ。このカメラは撮影から編集、保存、シェアまで、クリエイティブプロセスをシームレスに行うために特別に設計された。
- インストール済みのAdobe Photoshop Lightroomを使って最高の画像をクリエイト。
- テクニカルデータ
- 寸法:142 x 93 x 94mm
- 重量:837グラム(バッテリー含む)
- レンズ:Zeiss Distagon T* 35mm F2
- センサー:24x36mm 総画素39.5MP、有効37.4MP CMOSセンサー
- 絞り範囲:F2-22
- ISO感度:ISO80-51200
- シャッタースピード:1/2000秒~30秒、シンクロ最大1/1000秒
- ディスプレイ:4.3インチTFT液晶、1280x720px、338ppi、静電容量式マルチタッチ
- EVF:0.7インチ有機EL、1920 x 1080px、倍率0.74倍、視度補正とアイセンサー付き
2018年の開発発表からかなり時間がかかりましたが、ついにZX1が正式に発表されました。開発発表時に公開された情報通り、Lightroomが標準搭載され、カメラ内で現像や調整まで全ての作業が完了するようになっているようです。
国内での販売価格や発売日は不明ですが、北米のB&Hでは、現在6000ドルで予約受け付けが開始されています。
土門
高いのはいいけど、シャッタースピードは何とかならなかったのだろうか。
kaz
無駄を省いた廉価版に期待!
KT
撮影した写真を現像から管理までPCレスで完結出来るという発想は面白いけど、実際カメラのみで運用するならSSD512GBというのはあまりに心もとない。かと言ってPCやiPadなどを母艦にするなら本末転倒で、それなら最初から母艦でLightroomを操作する方が遥かに操作性が良いのでカメラ内のLightroomは無用の長物になる。もちろん写りは良いんでしょうけど、どの層に向けてのアプローチなのかいまいち掴めません。
おいもさん
>>土門さん
1/2000秒~30秒、シンクロ最大1/1000秒
レンズシャッターなので。。。
開放を積極的に使うとなるとNDフィルター要るかもしれませんね
まなみぬ
シャッタースピード1/2000というのは物足りなく感じますが、シンクロ1/1000というのはすごいですね。どんなシャッターの機構なのでしょうか?
Hiro
一眼レフじゃ無いんですから、ディスタゴンじゃなくて、ビオゴンに出来ないんでしょうか?
私もLightroomとか無しで、もっとコンパクトでシンプルな方が売れるかと思います。
折角ツァイスなんですから、コンタックス名を使えないんでしょうか?
スナッキー
Lightroomアプリのカメラ機能が立ち上がりっぱなしのレンズのデカイスマホ。
(通信機能は申し訳程度)
…と考えると使ってみたい気もします。
ただ、値段が値段ですよね。
RICOHさんやSIGMAさんは手を出さないのだろうし、しばらく孤高の状態なのかな。
kmz
ブランドに驕らず革新を求めた姿勢が素晴らしいと思います。
カメラ内RAW現像で済ますプロの方もいますし、フォトグラファーの生産性向上のためのツールという位置付けなのかも。
金額的になかなか手が出ませんが、15mmを積んだ現代版Hologon Ultrawideのような機種が出たら本気で貯金を始めるかも。
TTR
アドビより、フェーズワンの色の出し方のほうが好きなので、普通に撮影するだけのカメラにして欲しかったですね。
石臼
イマイチ流行らないフルサイズコンデジ業界に一石を投じるか
私は記憶メディアがM.2SSDなところに可能性を感じてます
デジタル世代
「シャッター押す前のプレビューにもlightroomでの現像結果が反映される」ならすごいと思いますがどうなんでしょう
zae
高額なのはLightroomのための高性能チップのためでしょう
Sigma DPのように焦点距離の違う機体を3〜4機種だしてきたら圧巻ですね
どりゃー
無線通信によりWebサービスとの親和性が高いカメラの試みはいくつも先行事例がありますが、内蔵ストレージが512GBもあるカメラは初めてではないでしょうか?
膨大な画像を記録して溜め込んだ時に、このカメラが完成するぐらいのコンセプトのように思えました。
その画像を活かしていくためにlightroomも装備している感があります。
tamo
これからのカメラの方向性の一つを示すものとして興味深いですね。
例えば、旅行時に撮影したものを現像してSNSに投稿という使い方ではかなり便利じゃないでしょうか。
もちろん、そういう利用をする若い世代が簡単に購入することはできない価格ですが、今後、こういったカメラ(限りなくスマフォになっていきますが)は出てくるんじゃないでしょうか。
yoga
高級ミラーレスだとEVFには0.5型パネルなのに、0.7型という破格の大きさのパネルを
採用してますね。 これは業務用ビデオカメラや一部のHMDしか使われてないフルHD
で現在量産品では最高の622万画素のものです。
コシナファン
35mm F1.4 ZMとまでは行かないまでも、スペックの割にレンズがデカイ気がします。
...とレンズはコシナ製かもしれませんね。
ヤマ
カメラで現像ということがやってみるといいのかどうか楽しみです。
Lightroomで現像できるのはいいですがモニターの色がどういう感じかが気になってます。現像した画像をiphoneで見たときに許容できる色の感じかどうか早くレビュー見てみたいです。
レンズはホント良さそうですよね。
Yamada
yogaさん
FullHDで622万画素?
1920*1080=207万画素しかないですが?
タホ
長々と開発している間に、写真の編集フローもかなりスムーズになってきたと思うのですが、カメラ内編集に魅力を感じる人はどれ程いるんでしょうかね?
ただ、サンプル拝見する限り、コッテリとした色乗りと、マイクロコントラスト強めなツァイスらしい写りが素晴らしく、半値くらいになったら、一度は使ってみたい一品ではありますね。
sigre
Yamadaさん
1920*1080=207万画素ではモノクロでしか見えないですよ。
センサーみたいにベイヤー配列というわけではないんですから、
RGB必要で1920*1080*3=622万画素でyogaさんので正しいと思います。
朔
個人的にはzeissのwerraあたりを現代のデジタル機にリファインしたイメージなんですが、お値段が可愛くないんですよね。
せめてフルフレームセンサーが大量生産で安くなればもう少し現実的な値段になる気もするのですが
少し出る時代が早かったのかもしれません。