CAPA CAMERA WEB に、ヨドバシカメラの10月下期の交換レンズの販売ランキングが掲載されています。
・ニューモデルの登場で順位激変! 売れ筋レンズは今回も10本中7本がEマウント用
- データ集計期間:2020年10月16日~10月31日
第1位 ニコン NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
第2位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)
第3位 ソニー FE 20mm F1.8 G
第4位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN Art (Eマウント)
第5位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Eマウント)
第6位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
第7位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
第8位 シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art (Eマウント)
第9位 タムロン 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Eマウント)
第10位 シグマ 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary (Eマウント) - 1位となったのは、ニコンの広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」。10月30日発売のニューモデルで、今回ニコン勢の中で唯一ベスト10入りを果たした。
- 2位は前回1位のタムロン「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」がランクイン。タムロンは3機種ランクインを継続中。
- シグマ勢は4位「24-70mm F2.8 DG DN | Art」 を筆頭に3機種がベスト10入りとなっている。
- 3位に大躍進したのは、ソニーの大口径広角単焦点レンズ「FE 20mm F1.8 G」。前回の10位からのランクアップだ。
- キヤノンは大三元レンズ2本がランクインしたが、キヤノンRFレンズは、EOS Rシリーズのカメラとともに注文に追いついていない状況を抱えている。
ニコンのZ14-24mm f/2.8 S はMTF上でも実写でも驚くほどの高性能ぶりで、加えて一眼レフ用の14-24mm f/2.8Gと比べるとコンパクトで前面フィルターも使用できるなど、非常に魅力的なレンズなので売れるのも納得いくところです。
Eマウントは特にタムロン、シグマのサードパーティー勢が10機種中6機種もランクインしていて引き続きとても好調のようですね。
キヤノンはボディに加えてレンズも品不足が深刻なようで、年末商戦までに改善しないと機会損失が大きそうですが、どうなることでしょうか。
ふく
キヤノンの機会損失もそうですが、勢いに乗っているソニーが20mm1本しかランクインしていないのを見るとEマウントの戦略はソニーにとって失敗だったのではないかと心配になるランキングですね。
京介
ボディのランキングに比べてソニーの名前が少ないですが、これは本数ベースのランキングなので、どうしても安価な製品(サードパーティ)が上位に来るのは仕方ないかと思います。
ソニーとしても、安価な製品を求める客層にはタムロンをサブブランドとして考えているフシがあるのではないでしょうか……
焼酎は芋
私たち消費者の利益を考えたら、競争を生まない独占市場や寡占市場は望ましくないので、サードパーティの活躍はむしろ歓迎ですね。
tac
FE20mmは7Cに合うレンズとしての需要が大きそうですね。
Eマウント仕様が公開されなければ今のようにシェアを取ることもなかったでしょうから結果的に成功だったと思います。
特にシグマのMC-11でEFレンズがお試しで使えちゃう、というのは大きかったと思います。
HAL9001
>これは本数ベースのランキングなので、
あれ?ヨドバシのランキングって金額ベースですよね?
そうじゃなきゃD6や1DX3、Q2の1位とかあり得ないし。
sonic
ソニーはマウントの情報を開示して良い商売しますね。タダで開示しているわけじゃないでしょうし、レンズが売れなくてもボディが売れれば自動的にお金が入ってきますね。
tac様が言われているようにシグマのMC-11があったからこそ今のEマウント市場があるのだと思います。一時期軒並みキヤノンユーザーがソニーをサブ機で導入してましたからね。
RFやZマウントのリバースエンジニアリングも応援してます。
冒険家
ソニーはEマウントをタダで開示してます。
なので他社のEマウントレンズが売れてもソニーは儲かりません。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201102/11-018/
どりゃー
ソニーEマウントのシステムは拡大が続いて、純正ラインナップとの比較でタムロン・シグマレンズが選ばれているようですね。
これは好循環だと思います。
キヤノン・ニコンもラインナップの拡充は急ピッチなので、そう遠くないうちにソニーと合わせ3システムが拮抗するバランス点に到達し、タムロン・シグマもキヤノン・ニコン用を供給するようになるのでは。
一眼レフからミラーレスにカメラシステムが移行していくと、スチルカメラのフォーマットとしては35mmフルサイズが圧倒的多数になっていくと思います。
sonic
冒険家様
情報ありがとうございますm(_ _)m
タダで開示しているのであれば利益率の高いレンズが売れないとなると少し心配になりますね。。。
でも基本情報だけというのがミソっぽいです。
元キャノンユーザーさん
正直、自分のようにお金をつぎ込めない人間は、タムロンのようなレンズが使えるsonyしか現状選択肢がなく、明るいズームが高いメーカーは羨ましい機能があっても選択肢に入れられない現状です。
確かに商売なので仕方ないですが、昔からのカメラユーザーでこういうユーザーがたくさんいることをメーカーは思い出してくれると嬉しいなとも思います。
to
私の知り合いのフィルムカメラや一眼レフを使ってきたベテランの写真ファンのご老人も、フルサイズミラーレスはシステムが高額になりすぎて手が出ないと嘆いています。
シグマやタムロンの存在で少しは救われていますが、衰退したオーディオと同じ道をカメラも確実に辿っている気がします。
tpr
タムロン28-200のヒットを指を咥えて見ているシグマ派です。
24-70DNや100-400DNも人気なようで何よりですがそろそろこの間を埋めてくれるDNズームが欲しいです。
特に標準域からの高倍率ズームが…。