2020年10月のミラーレスカメラの販売台数は前年同月比128.9%で14ヶ月ぶりに前年超え

BCN+Rに、ミラーレスカメラの10月の販売状況とメーカー別のシェアの推移、機種別の販売台数に関する記事が掲載されています。

14カ月ぶりに前年超え! ミラーレス市場をけん引するのはソニー?キヤノン?

  • 「BCNランキング」によると、10月のミラーレス一眼の販売台数は前年同月比128.9%と好調だった。増税や新型コロナウイルス感染拡大で市場は低迷していたが、2019年9月以来に前年を上回った。

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  • 特に好調だったのが、前年同月比154.8%と市場の平均以上の伸びをみせたソニー。また、富士フイルムも223.5%と存在感を示している。一方、キヤノンは前年同月比81.5%と回復の波にいま一つ乗り切れていない。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、「EOS Kiss M」が「α6400」から首位を奪還。11月下旬に後継機の「EOS Kiss M2」が登場する予定で、今後のシェア争いに大きな影響を与えることになりそうだ。

 

10月のミラーレスカメラの販売台数は久しぶりの前年超えで、カメラ市場縮小と新型コロナのダブルパンチでどん底だったカメラ市場がいい雰囲気に変わってきましたね。

カメラメーカーの中では、富士フイルムの販売台数が前年同月比で2倍以上と絶好調で、この調子が続くとカメラ市場で台風の目になりそうですね。

機種別のランキングでは最近首位から陥落していたEOS Kiss Mがトップに返り咲いており、後継機のKiss M2が発表されても売れ行きには影響していないようです。ソニーは、普及機が強いBCNランキングで、フルサイズ機が2機種もランクインしているのはすごいですね。