ニコンが、2021年3月期 第2四半期の決算を発表しています。
少し前に日経新聞に速報が掲載されていましたが、やはり今期のニコンの決算はかなり厳しい数字が並んでいますね。特に映像事業部の赤字が大きいのが目につくところですが、コロナ禍の影響からの回復が想定以上に速く、映像事業の通期売上見通しが上方修正されているのは救いですね。
カメラ市場はライトユーザーがほとんどいなくなってしまい、プロ・趣味層だけがそのまま残っているような形になっているので、今後はますますハイエンド製品中心の商品展開に拍車がかかりそうです。
カーク艦長
一番上の図を見ると、カメラが高いモデルばかりになる理由がよくわかりますね。
macaroon
「稼ぎ頭」から「黒字となる事業へ」というのがさみしいですね...
新領域への展開がうまくいってほしいものです.
ぺんたん
会社として痛かったのは半導体ステッパー事業のシェア低下による先端分野からの撤退でしょう。
カメラに関しては誰が経営しても赤字にならないようにするが精一杯だと思います。
来季はコロナの反動で多少は持ち直すかもしれません。
タホ
こういう時こそ保守的にならず、クリエイティブな商品を作り出してもらいたい物です。
他企業とのコラボレーションがあっても面白いかもしれませんよ。
Mスクエア
ニコンを使っていますが、「プロやハイアマチュアの岩盤層」をターゲットにしているようですが、本当でしょうか?
ニコンを使っている人は確かに上記の人が多いと思いますが、果たしてミラーレスカメラでの出遅れをニコン自身が感じているのか疑問です。
先を走るソニーや特許やアイデア豊富なキヤノンはシュアを伸ばすでしょうが、ニコンはこのままだと今のニコン使いも前記二社に流れるような気がします。
また、岩盤層と思われる年代は、決して若くなく 結果将来は先細りの感しか否めません。
若い世代(少子化でそれでも少ないですが)も購入可能な物にしないと、本当にニコンは将来が危ういです。
もっともっとキヤノンみたいに冒険する商品を出して、カメラ以外の部門も利益を上げて欲しいです。
ジャンクポテチ
自分にとって一番しっくりくる画をだしてくれるのがニコンのカメラなので、頑張ってもらいたいです(汗)
anyu
ニコン党の私から苦言をあえて申し上げます。
先日YouTuberで見た動画で、20代と思われる人気カメラ系YouTuberが、自身の動画内でライトユーザー向けの「各メーカーの特徴」を数十分の動画に纏めていました。
そこで印象的だったのが、ニコンを紹介した時に「老舗の一つで丁寧な商品を作りますが、マーケティングが致命的に下手な印象です」「インフルエンサーを巻き込む施策が皆無で、売る気があるのか甚だ疑問です」という趣旨のことを言ってました。
辛口でしたが、確かに若い人にはそういう風に写っている会社なのだと思います。
海外の動画では比較的ニコンは若者にも人気な感じですし新機種もタイアップで貸与している印象があるので、日本だけの事象なのでしょうか。
とにかくニコンの国内マーケティング部隊はもっと柔軟な思考で仕事をやってもらいたいです。
どりゃー
かなり先までの見通しで構造改革を進めて
製品絞り込みを徹底しているので黒字化はほぼ間違いないと思います
現在FからZへニコンシステムカメラ史上最大の変革期のように思います。
マニュアルフォーカスレンズ・モーター非搭載レンズのすべてとF6まで完了させて
選択と集中が際立っています
それゆえ今後のZシステムの強みをどれほど訴求できるかに将来がかかっているのは間違いないでしょう
まだまだ長い視点でニコン映像事業の展開を見守っていきます
ニコニコン
皆さん言われているようにニコンには若者向けのインフルエンサーがほぼいないというのは非常に致命的です。SONYはYouTube広告を使って若者にも響かせたいという意思が強く伝わってきます。若者YoutuberでZを使っている人は数少ないですよね、本当に。次のニコン世代にどうやってニコンの製品を愛用していただくか。積極的に若年層のインフルエンサーにお願いしてでもマーケティングをするべきです。どうにかこの気持ちが届いてほしいです。
頑張れニコン。
ジェラ
社長曰く今後売り上げ規模に見合った大きさに会社をしていくらしいですが、これは黒字化の為に避けては通れないでしょう。
問題は果たしてどこまで縮小するのか。
カメラに関してはハイアマ中心が基本となると思いますが、エントリーやプロもどうなるのかも気になります。
最近プロサービス内容の大幅変更を発表したのもなにか関係しているのでしょうか。
noppo
インフルエンサーのマーケットがいつまで続くのか?一過性の流行ではないのか?私は時々そうやって疑問に思うことがあります。
各社が動画向けカメラにシフトするなか、スチル向けに特化したメーカーがあってもいいと思います。
どる
インフルエンサーを使うか否かではなく、ニコンの中長期的ビジョンは何かが重要だと思います。
ソニーの場合は流行りのSNSや動画文化にフォーカスしているがゆえにインフルエンサー起用との親和性が非常に高い。キヤノンはむしろ新しい写真文化想像のために新コンセプトに挑戦しつつ定番開発が加速してます。
流行りを追うのがいい悪いではなく、ソニーは今の流行が終わっても常に流行を敏感に察知し追うでしょうし、キヤノンは新規顧客開拓とシェア獲得を続けるのが予想できます。
ニコンがどっちに行きたいのか、はたまた第2グループに後退したいのかで広告戦略は変わると思います。
Npgt
個人的な考えですが、ニコンの今のカメラはデザインが良くないと思います。
良く言えば質実剛健なのでしょうが、悪く言えば野暮ったい。
あるプロ写真家の方の記事に「今のカメラでダメなものなんか一つもない」というような事が書かれていましたが、そうなるとデザインの重要性がますます高くなるのは明白です。
Nikon 1にはデザイン的な新しさを感じましたが、Zシリーズはどうにも野暮ったく感じます。
シェアの低下にはそういった面も影響しているのではないかと考えます。
弁証法
仕事でプロが使うのはまだ見ますが、アマチュアのニコン使いはこの5年で目にすることが本当に減りました。
この資料のようにプロ層の基盤を大切にするというなら、どうしてプロサポートをどんどん削ってゆくのでしょうね。
売りたい層に対してはきちんと投資すべきではないでしょうか?
ロージンバック
価格に合わせて機能を削っていく製品展開はだめだと思います。富士フイルムのような使用者の目的(必要な機能、デザイン、価格等)にしっかり合わせた製品展開を期待します。あと、フィルム時代のニコンEMのように、憧れのプロ機(D6)のイメージを持った買いやすい価格の製品も開発、販売して欲しいと思います。頑張れニコン!
虫男あおにおし
現状として、今からカメラを始める人にどこを薦めるかといったら、ソニーかキヤノンかと言う人が多いと思う。
ニコンが悪い製品だと言うことではなく、むしろ良すぎる、しかしその反面安いレンズが無いのです。サードパーティレンズも使えない現状では、初心者にはニコンZはハードルが高いのが現状です。
また自分もFマウントユーザーですが、現状Zへの移行は考えてません。自分の撮影対象が動物ということもありますが、アダプター経由でZボディを使う意味を感じないのと、レンズをまた再構築するんだったら、別にZにこだわる必要は無いのではとも思っています。
ニコンはもしかしたらF使ってるならZに来るだろう…みたいな考えを持ってるかもしれませんが、必ずしもそうはならないと思います。
もう少しライトユーザーや初心者を取り込む事も考えないとミラーレス事業は先細りになると思いますよ。
VrMr
ニコンのマーケティングでお願いしたいことは、良い表現ではありませんが客寄せパンダ的な客の目を引くSPEC.も今は重要ということをもっと認識して欲しいです。
担保できないもありますが・・・はったりというか特殊な条件でしか成立しないSPEC.を謳うメーカーや家電的にあれもこれもと詰め込む姿勢までまねしろとは申しませんが、何かしら目を引く項目が無いとユーザーの視線を集められないというか俎上に載らないと思えます。
その項目がスチールや動画の創造性や将来の発展に寄与するものならばなお歓迎ですしユーザーも支持しやすいと思います。
ニコンの基本姿勢を信頼しており個人的にはこれからもニコン機を使って行きたいと考えております。Zレンズにはスチールでも動画でも素晴らしいポテンシャルがありますがそういうのも市場にうまく伝わっているのか気にしております。
これからも応援します。
NPS会員
プロがニコンから離れた理由を全く理解してない。
大口径レンズ=プロって認識自体が今のプロ層の実情を理解してない象徴。
NPSも事実上の廃止を謳って前言撤回したり迷走が過ぎる。
ニコンが売りたいプロ層を求めるじゃなくてプロ層が必要な機材を作るメーカーにならないと挽回は難しい。
to
ニコンの今後の施策は他社でも当たり前のようにやっている基本中の基本で、それだけではソニーやキヤノンに引き離される現状の流れは変わらないと思います。
縮小する市場の中でシェアまで落としていっては事業体制の縮小ではカバーしきれなくなる日も遠くはないでしょう。ハイエンドに集中した製品群についていける趣味層がどれぐらいいるかも、今一度考えてほしいですね。
ももちゃんさん
周りの意見に振り回されてダメになる会社をたくさんみて来たよ。瞳オートフォーカス使う場面なんて私たちプロの世界ではあまりない。その他は最高に良いカメラやレンズなので、今のままのニコンであって欲しい。
Sat
初心者の多い写真団体の役員をやっていますが、カメラ購入の相談を受けた時に勧められるものが少ないのがニコンです。高価過ぎる機種は初心者に買ってがんばるという気持ちを持たせる事は難しい…。
ベテラン勢にはフィルム時代からニコンを使っている人もいますが、年金生活に入ったり収入が減っており高価なカメラを買う事が難しくなっています。
今回の資料ではそのような層に向けた機種は儲からないから力を入れない、と言っているかのようです。
収益性のよい機種にターゲットを絞るとは聞こえがいいですが、将来の新しいニコンファンは増え難くなるでしょう。
10 年後、20年後のニコンがどうなっているのか、心配になります。
ぬまべっち
40年以上使い続けているニコン、オリンパスの苦境を見ると、そろそろ写真趣味も潮時かと思ってしまいます。
こんなつぶやきが漏れないような、今までの延長線上にはない新しい写真の楽しみ方の提案を、特にニコンには期待します!
hato
10年後、20年後の市場を見据えてダイエットと筋トレの日々かと思います。
とはいえ、スマホとZの距離が有りすぎてZへ導けないのではないでしょうか?
Z50を削ったZ30とZ DX 35mm/F1.8の発売が少ない投資で対応できる手では無いでしょうか。
まずは買えて使えるZを。
のっち
大口径レンズで差別化と有りますか、上手く差別化出来たとしても、そうした製品は数出ないでしょうから、今より厳しい収支見通しになるのでな無いでしょうか。
例えばノクトなどは製品としては成功してるのでしょうけど、生産効率、収益性を考えると、ノクトを作る為に保有している固定費は会社として重荷になっている気がします。
トク雪
選択と集中やり続けてきた結果が今の状態ですよね
選択から外された形のFマウントのユーザーでZに行かずに他社マウントに行く人もちらほらいますし
今から購入という新人さんが入りやすい値段の物でもなし
お得な感じに思える中古も…
ニコンG
映像事業の今期の売上が644億円、営業利益が274億円赤字というのはソニーやキヤノンに比べて厳しい数字ですね。今後は上向くでしょうが、劇的なV字回復は無理でしょう。苦難の時代が続きますね。
X3
「持続可能なビジネスモデルへの転換」という言葉が、いまの苦境を物語っていますね。
コアなニコンファンは年配層に多いと聞いているので、「岩盤層」も先細りになりそうですよね。プロの世界も強弱があり、ファッションや商業写真の世界だと、一般にも好まれる「色」がクライアントから求められるなどの理由で、他社カメラを選択するプロも多いです。
たしかに、ニコンはいいモノをつくっているという評価をよく聞きますが、メーカの将来に対して不安があると新規ユーザーは入り難いでしょう。悪循環に陥ってしまわないか、大変危惧しています。
Kaz
ニコンは経営陣が古すぎるのが致命的だと思います。ニコン品質を残しつつ若返りして欲しいものです。D500にはiボタンがついていますが、カスタイマイズ出来ないなど致命的です。D780では出来ているので、ファームウェアのアップデート対応するなどユーザー目線で物づくりしないと、ニコン離れは加速する一方です。
masa96
私はZユーザーですが、操作性やファインダーの見え方といった、スペック表には出ない「官能的な性能」を評価して選びました。一方で、第一印象で興味を惹くような、分かりやすい「スペック」と「スタイリング」に欠けているのがニコンの課題だとも思っています。スタイリングは好みもありますし私は嫌いじゃないですが、少なくとも価格相応のありがたみを感じにくいのはもったいないです。
今の時代、品定めはネットで情報収集して他社比較するのが一般的でしょう。そのような、実物と「非接触」の環境では、どうしてもスペックとスタイリングで評価されがちです。その上、地方だと店頭で手にできる機種が限られたり、コロナ禍で直接手に取る機会も減っているので尚更でしょう。(手に取ってもらうという意味では、先日始まった公式レンタルはまだ良い手だと思いますが……)。
少しでも多くの人に買ってもらうためにも「カメラを触らなくても良さが伝わる」ことも大切にした商品企画をしていただきたいと願っています。
AO
たとえニコンが今から他社と同じことを始めてももう追いつけません。非常に厳しい立場ですがニコンならではの新しい一手に期待したいです。
lk
APSCがエントリー層。フルサイズがハイアマチュアの入り口層からとレフ機時代からなってはいますが今も同じなのでしょうか。流石にレンズ群が高すぎてフルサイズに移行がスムーズにできないのでF4通しや5.6ズームの拡充は必須ですね。14㎜より広い超広角や魚眼やマクロ、300以上の望遠単焦点もありませんしハイエンド層を狙うといってもネイティブレンズもサードパーティーも無いので、ハイエンドそうに応えられる実用も厳しいのが現状ではないでしょうか。削減も良いですがレンズの拡充がメインだと思います。
ボディー性能についてはZiiでやっと他社と並んだかもしれないといった感じ。とびぬけた機能も無いのとプロ・ハイエンド層用の上位機種が未だ出ていないので方針とかなり食い違って聞こえます。
ミノル
製品の陳腐化は早いが買い替えサイクルは鈍くなってる今どうしていくか
難しいですね。
メインストリームが一眼レフがミラーレスに取って代わられたこともありますが
傑作D850の発売が2017年ですからね。
あれで少し盛り返したのに(業績以上にニコンへの評価が)、1年後のZ7発売
からずっと業績も評価も低迷していますね
浄苑
俗に爺さんカメラと呼ばれるニコン機です。その爺さん層は今後ますます年を取っていき、体力が衰えていき、先細りです。これまでのニコンの魅力は重厚(=ダサイ)さと技術力です。
といっても若年層は、ソニー・キヤノンで鉄板でしょうから、同じことをしても結果は目に見えています。スマホの進化も脅威です。重いニコン機を使わずスマホで済ますようになった爺さん(私もその一人)も多く知っています。多くの人が参加するツアー旅行に行くと、楽なので年配者が多いのですが90%はスマホで、残りをコンデジと軽い一眼で分け合っているのが実情。
リッチな高齢者層が待ち望んでいるのは、ニコンの技術力を活かした、年配者でも持てるメカの香りのする小型軽量な高級機でしょう。ニコンの英知を結集して、私のような爺さんが使う気になるカメラを作ってください!