キヤノンのフルサイズミラーレス用の「80mm F2.8」の等倍マクロの特許

Canon Newsで、キヤノンのEOS Rシリーズ用の等倍マクロの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 80mm F2.8 Macro

  • 80mmの等倍マクロの特許(特開2020-181169)が出願されている。この特許は、倍率が0.5倍以上になる際に、手ブレ補正に使用可能なフローティングエレメントについて説明している興味深いものだ。

    もちろん、キヤノンは既にマクロレンズで上手く機能する手ブレ補正システム(ハイブリッドIS)を実装しているが、この特許の手ブレ補正は、これとは別のタイプのものだと思う。キヤノンは、マクロレンズの手ブレ補正を更に良くしようとしているようだ。

    この特許出願の主な目的な、レンズを小型化し、高倍率の撮影でも優れた手ブレ補正効果を維持することだ。

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キヤノンのRFレンズでは、一部の並単がハーフマクロになっていますが、それとは別に本格的な等倍マクロも欲しいところですね。RFの等倍マクロは一般的な100mm F2.8ではなく、この特許の実施例のような80mm F2.8になるのか気になるところです。

手ブレ補正に関しては、キヤノンはマクロ域で現状のハイブリッドISよりも更に補正効果の高いものを検討しているようですね。