「iPhone 12 Pro」は特に換算26mmの広角レンズの画質が素晴らしい

Photography Blog に、iPhone 12 Pro のサンプル画像とカメラ機能のレビューが掲載されてます。

Apple iPhone 12 Pro Review

  • 画像は鮮やかでパンチがあり、特に明るい場所での発色は美しい。ユーザーは設定をあまりいじれないが、撮って出しの画質はとても良好なので、それほど不満に思わないだろう。
  • センサーの画素数は比較的抑えられているが、全体的なディテールの印象は良好だ。画像はスマホの画面では見栄えがいいが、大きなPCの画面で細部を見ると粗が見える。しかし、普通のユーザーがそのような鑑賞をする可能性は低いだろう。
  • ポートレートモードは浅い被写界深度が欲しい人には便利な機能で、主題となる被写体の輪郭が明確な場合は上手く機能するが、被写体がごちゃごちゃしているとあまり上手く機能しない。
  • iPhone11 Proで高く評価されているナイトモードは、少し改善しているように見えるが、違いにすぐに気付くほどではない。しかし、LiDIRスキャナを使用すると、暗所のAFが速くなるので、間違いなく暗所での撮影は容易になっている。
  • 以前から何度か言っていることだが、標準のカメラアプリにプロモードまたはアドバンストモードを追加して欲しい。
  • iPhone11 Proを既に持っている人は、カメラだけに限れば、最新モデル好きで無い限りはiPhone12 Proに買い換えるほどの価値はないだろう。
  • 全体としてiPhone12 Proは明るい場所では美しく鮮やかで、暗い場所でも素晴らしい画質だ(特に換算26mmの広角レンズは)。

apple_iphone12pro_pb_sample_001.jpgiPhone12 Proの画像は、特に換算26mmの広角カメラは等倍で見ても結構ディテールが豊富で、なかなか立派な画質という印象です。

一方で、13mmの超広角カメラと52mmの望遠カメラは26mmと比べるとディテールがつぶれぎみで、画質に少し差があるようですが、実用的には全く問題ないですね。

iPhone12 Proには、これからRAWも追加されるようですし、後処理で更なる高画質化も期待できそうです。スマホのカメラもどんどん進化しているという印象です。