Fuji Rumors に、富士フイルムX-T200がディスコンになっているという情報と、今後の富士フイルムのエントリーモデルについての推測が掲載されています。
・Fujifilm X-T200 Discontinued After Just 9 Months at Some Stores
- X-T200が発売から9ヶ月でディスコンになっている。これは富士フイルムのエントリーシリーズの終焉を意味するのだろうか?
私の知る限り、X-T200のディスコンはX-T300の登場するからではない(少なくとも私はそのような話は聞いていない)。おそらくディスコンの理由はとても単純で、X-T200が全く売れなかったからだ。
X-T200は価格の割りにとても優れたカメラだったが、このカテゴリで最も売れているα6000を攻めるという目的を果たすことはできなかった。このカテゴリではソニーのα6000シリーズが無敵であり、X-T200やX-A7のような素晴らしい製品でも対抗できなかった。
これで、富士フイルムのエントリーモデルは終了だろうか? 私は遅かれ早かれエントリーレベルのシリーズ全部が無くなると思っている。唯一、しばらくの間売れていたのはX-Aシリーズだが、X-A7は発売からわずか11ヶ月後にディスコンせざるを得なくなっており、苦戦しているようだ。
X-T200とX-A7が目標を達成できなかったことで、エントリー機に関しては、更に悲観的に考えている。
X-T200シリーズのディスコンが確認されたようですが、後継機の噂は無いようなので、X-T三桁シリーズはこのまま消滅してしまうのでしょうかね。
最近はエントリーモデルの販売が減少していて、ハイアマ向けの機種しか売れなくなってきているようなので、ラインナップを整理する必要があるのかもしれませんが、エントリーモデルがなくなってしまうと新規ユーザーの間口が狭くなるかもしれませんね。
森人JAZZ
確かにSONYは強いですが、
フジはレンズに問題があると思います。
問題というのは性能ではなくデザインです。
エントリーに付けるXC15-45mmは小型ですが電動ズームで使い勝手が悪く
筐体の質感も然り。
次のズームとなるとXF18-55mm。
これも性能はよいが換算24mmスタートでないとスマホユーザーには狭い。
昨今の状況下でエントリーを切り捨てる選択もアリとは思うが
14-35mmや24-135mmのコンパクで電動でないレンズを
XCラインで充実させて欲しい。
AMZN
>森人JAZZさん
次のズームレンズはXC16-50mmがありますが
Tora
富士の特徴であるX-Transで一本化してラインナップ整理する目的なら妥当かななんて感じました。富士の新規ユーザーって他社からの乗換・サブが多そうなイメージあるんですがどうなんでしょうね
カタスマー
それでX-S10がX-T200を踏襲した操作系になったんですかね。
そうなるとX-Aに寄せたX-E4を出して、新規層はX-SとX-Eで受けるという方式にするのかもしれませんね。
kaazu
私もレンズの問題だと思います。
X-AやX-T200は小型で可愛めですが、レンズは大きくアンバランスだと思います。OMDやPenはその辺り綺麗に纏まっている気がしますね。
正直X-Aは、収差フレアゴースト周辺減光ありありだけど、薄い中華レンズを一緒に買ってもらう方が楽しめるのではないかと思います。
今時、シャープで解像感のある写真撮るならiPhoneが簡単だと思いますし、わざわざカメラを買うのだから、癖のある写りを楽しみたい人もいるのでは?
中華レンズを買って楽しんでいますが、レンズかえると雰囲気が変わる楽しさをエントリー層に伝えてほしいですね。
ちなみに、親戚の家族写真とるとXFレンズより、中華レンズの方がウケがいいです。収差やフレア、周辺減光が(なぜか)喜ばれて(困惑して)ます。
高麗人参
富士のエントリー機は、他社に比べて小型化できていなかったり、ソフトウェアの動きがもっさりしていたり、基本的な作り込みを疎かにしているように感じました。
ベイヤーセンサーやモードダイヤル採用で富士の強みも備えておらず、頑張ってX-T30を買うか残念ながら他社へ流れるかの選択になります。
ただ、T200やA7とは違う形で、富士の良さを気軽に味わえるエントリー機が1機種あると良いなと思います。
TTR
エントリーとミドルクラスでは、AF性能に差がありすぎるのが問題かと。
予備に買ってみたら、反応が遅くてすぐ手放しました。。
jun
フジだけで無くどのメーカーもエントリークラスは難しいでしょうね。先日の記事にもあったiphone12proもそうですが、現代社会の生活に必要度の高いスマホが、どんどん綺麗な写真やムービーを撮れる様になってますから。
私が子供の頃、カメラは憧れでした。オーディオも車も大人になったら手に入れてたい象徴でしたが、今はレンズに何万も払うなら機種変更したほうが生活のあらゆる場面で恩恵を感じる世の中です。
SONY好き
僕はAやMシリーズのエントリー機種やXCレンズを出した事自体が
富士の迷走だと常々思ってます。
そもそもXシリーズは
スマホが本格普及し始め各社が価格で対抗する為に過剰なまでの低価格競争を繰り広げたコンデジ末期に
10万越えの単焦点コンデジというマニア向けのX100が登場しカメラファンに支持された事がスタート地点です。
低価格競争から身を引いて路線変更した事が成功し、各社が高付加価値路線に走るきっかけになりました。
以降もX-PRO1やX-E1にXFレンズというマニア心くすぐる製品が根強い固定ファンを生み出しました。
なのに、AだとかXCレンズだとか、富士が拘ったセンサーや絞りリングや質感等を無くしてまで
一度身を引いたはずの低価格競争激しい土俵に再び上がるのは自滅にしか見えません。
元々の理念を曲げてまで、一部から求められる低価格製品を出すべきでは無いと思います。
富士もそこまでの体力は無いのではないでしょうか。
富士はプアマンズライカと呼ばれる事もあり、それはひとつの評価だと言えます。
富士こそ、ライカのようにマニア向けに特化しても良いメーカーだろうと思えます。
エントリー機種はやめて、最低でもX-Eシリーズ相当以上のラインナップで行くべきじゃないでしょうか。
XTR
スマホカメラの性能が向上してきている昨今、仕事や何か特別な撮影目的が無いとエントリー機やカメラ自体が売れなくなってきている現状は仕方ない気もする。
その中でカメラを使う理由は人それぞれだと思いますが、私は光学的なレンズ性能や色々なレンズを交換して使える事、メカニカルシャッターの音や感触の心地良さ、f値やシャッタースピードなどを操作して撮影出来る事といったメカニカル、アナログ的に写真を撮影する楽しさがあることがカメラを使う理由です。富士フィルムにはTシリーズやPro、Eシリーズを今後も継続し、撮影する事自体が楽しいと思えるカメラを作り続けて欲しいと思います。
ロージンバック
E-M10シリーズ、D5000シリーズ、α6000、kiss Mなど入門機は大激戦区です。
富士のラインナップとしてはありですが、この機種ならではの売りがありません。
入門用に仮にX-S100を開発しても、よほどの特徴がない限り商売にはならない
可能性があります。潔く撤退もありかもしれません。
日陰坂45
X-S10が登場した理由はコレだったのかも知れませんね。
フジの場合、エントリーユーザーよりも少しマニアックな客層が多いですからね。
フィルムシュミレーションなんかは、そういう世代に受けが良かったかもしれないですが、これから始めるユーザーには「ベルビア」や「アスティア」って言われても「なにそれ?」って感じで、X-Aシリーズでも結構マニアックな事が出来る面白い機種だったと思います。
機能差と解像度に違いは有りますが、どの世代のボディを使っても出て来る絵はフジ画質の統一感が有って、X-transではないベイヤーセンサーでもX-Aシリーズは写りが好きなカメラでした(いまだにX-A1使ってます)
シリーズが無くなってしまうのは悲しいですが、フジというメーカーのユーザー層を考えると正解なのかな?と思います。
ドラネコ
オリンパスの廉価版カメラは今でもよく売れています。でも、現状は周知の通り。
入門用カメラを切り捨てるのはビジネスとしたら当然でしょうね。
yam
「すぐに値崩れが起きて、経営上作れない」「そもそも需要がない」、フジに限らず、魅力的なエントリー機は難しいですね。
ボクは、手元にある古い「パナGM1」の後継として、「A7」を考えていましたが、実物を触った結果、やめました。
どりゃー
ファインダーレス機は激減しているカテゴリーなのでX-A7もやっぱり伸び悩んだのでしょうか?
X-T200はソニー6000シリーズも競合しますが、やっぱりKissMが強かったのでは。
3.5インチバリアングルモニターはいいなあと思っていた両機種ですが残念です。
フジフィルム エントリー機はインドネシアとか特定の地域で抜群に人気があったそうですが、減退してしまったのかな?
フジフィルムAPS-Cミラーレスは台数規模を充分拡大できないまま、事業縮小に向かうのか今後も注視したいです。
タロウカジヤ
フジがベイヤー機をだす意味って何なのか?と常々思ってました。
m1ぐらいのコンパクトさでXTRANS、マニュアルもAも省いてプログラムオートのみでフィルムシミュレーションのみ選べるエントリー機を取っ掛かりにフジワールドにハマってもらう(笑)というくらいの冒険どうですかね?
秋
利率の低いエントリークラスのためだけにベイヤーセンサーに合わせて処理エンジンを最適化するのは効率が悪そうですから、x-transに一本化するというのは合理的だと思います。
スマホにくわれがちなエントリークラスですが、スマホでは再現できない独特な色味はライトユーザーに向けても武器になると思うので、X-Eシリーズの機能限定版のような形でX-Mシリーズが復活したらなと思います。
土門
エントリーモデルの間口が広い方がこれから写真やる人にはいいと思うんだけどなぁ。
ただ、今はどれも簡単に綺麗な写真がオートで撮れるから、見た目やスチル以外の所が大事になってるんでしょう。
カメラマンを育てる意味でのエントリー機を、どこか出してくれないかな。
M.T.H.
T200に打って変わるのがS10ってことで、ベイヤーのエントリークラスはアジアの一部を除いてセールスあがらないのでここでおしまいなのでしょうかね。
他社も含めて今の戦略的にはその方が自然かも知れません。
なのでXF10がなくなった今、1つ上のクラスでXトランスのX70の後継機をここで登場させて頂きたいなと。ほぼ個人的願望ですが。。。
朔
x二桁機で充分エントリー層賄えると思いますけどね。
SONYみたいに旧型機の併売でエントリー層を更に賄うでも良かったかもしれませんが。
三桁機は富士フイルムの良さを何も体感出来ず、ステップアップしようとすら思わない失敗機だと思います。
無くなってスッキリですよ。
hk
記事の趣旨からは若干逸れますが、私もM.T.H.さんと同じくX70の後継機が出ることを願うばかりです。
あの小ささにも関わらず光学補正のみでパリッとした絵を叩き出すX70、XF10のレンズだけを取ってもこのまま終わらせるにはもったいないですし、何より余計な出っ張りがなくバッグやポケットに難なく入るサイズは唯一無二の魅力。
iPhone SEのように既存の技術を活用してもっと積極的にマーケティングを行えばエントリー層とマニア層のどちらにも受け入れられる一台になるのではないでしょうか。
私自身、まだ学生だった数年前にアルバイトでX-TransのX-M1を中古で購入したのがきっかけでフジの絵作りをはじめとした思想に惚れ込んだ一人なので、やはりユーザー層を広げるためにも一つでも手頃な選択肢を用意したほうがいいと思います。また、下手にベイヤーセンサーに載せ換えるくらいならX-Transで統一させたほうがブランド力の向上にもつながるはずです。
CR
富士のXF10を持っています。
リコーGRに対抗できる機種かも?と期待し(安価であることにも背中を押され)購入し、AFの遅さからその迷機ぶりにあきれた人が大勢いるようですが、私もその一人です。
購入直後に売り払おうとしましたが、しゃくなので操作方法を工夫したら名機に格上げになりました。
プログラムオート+液晶タッチAFで割り切って使うと、露出補正、フィルムシミレーション(なんちゃって版ですが)、デジタルズームなどの操作性が抜群によく、手放すのが惜しくなり持ち歩いています。
ベルビアに設定すると、高コントラストで普通の風景も見映えがよくなり、小手先のテクニックとは思いつつ、感心することが多々あります。
GRに対抗して、AFやレンズキャップを改善すれば、より高価格でも売れる機種に変身すると思います。
GFXほしい
ペット用やパパママ用のエントリー機が一番「堅い」と思うのですが、そのために必要な動態追従AFや瞳AFがエントリー機ほど疎かになっていることが、エントリー機の一番の弱みだと思います。
「入門者向けならこんなもんでしょう」というような、静物しか相手にしないようなカメラをエントリー機にしている限り(=スマホと食い合って結局嵩張るために食指を動かされないモノづくりをしている限り)、エントリー機は売り上げが伸びないと思います。
安価で手軽なエントリー機ほど動態用途と動画機能を強化しないとダメだと思いますよ。
フジ太郎
エントリー機を購入する人はおそらく価格が最重要だと思うので、こなれている一眼レフやオリンパスの激安Wレンズキットなどを買うのだと思います。
シグマ・タムロンの安いレンズが使えることも大きいでしょうね。
富士フイルムはどちらの条件も満たしていないので、売れないのは当然とも言えます…。
フジには安くて撮影の楽しさもあるチェキがあるから、もう諦めていいのでは?
X-T30使い
私も価格の問題だと思います。エントリーモデルなのに初値が8万、9万では買わないでしょう。X-A7は現在6万弱ですが、初値¥69,800くらいだったら結構売れたんじゃないかと思います。
フジは最近値段設定が高いのでもうちょっと考えて欲しいです。もうすぐ発売されるXF10-24の2型も12万弱と広角とはいえ小三元としては高すぎます。
sodai
T200の話題が多いので、それに便乗します。
私はT100を持っていますが、それに比べると
T200は軽くてレスポンスも改善されています。
エントリー機としては高性能です。
でも、やはりKissMに比べるとブランド力が落ちますね。
さらにボディ単体で売っていないことも、
冨士ユーザーにとってはマイナスです。
サブのボディならと思うから。
とは言え、私はT20もT30も持っているので、
これ以上は必要ありません(笑)
今なら買うならX-S10ですね。
to
スマホで写真を共有するのが主流の最近では、被写界深度が深くズーム域も狭いキットレンズでは高性能化したスマホカメラとの差別化が難しいと思います。
かつて一眼レフのレンズキットを買った層も使わなくなった人たちが少なくないのではないでしょうか。スマホカメラが200mmまでをカバーしたらこの辺りの機種は一掃されると思います。
KT
エントリーモデルを買う層の多くが結局キットレンズ止まりになってしまって、そこから上位レンズを追加購入してほしいメーカーとしては全く旨味が無いのが大きいと思います。メルカリやヤフオクなどの中古個人市場を見ているとレンズキットのみの出品、追加レンズがあってもいわゆる撒き餌レンズくらいというのが多数を占めていますから。
オリンパスのE-Pシリーズ然り。いくら数が売れても先に繋がらないのであれば、メーカーとしては多大な開発費をかけてまで作り続ける余裕はありません。寂しいことですが私もこのソース元の方と同じく、近い将来全てのエントリー向けモデルが消滅すると予想しています。
もち
エントリーモデルが商売にならないのはオリンパスが示しています。
エントリーモデルは商売にならない割にブランドの安売りにはなってしまうので、すっぱりラインナップから無くすのが最善に思えます。
BenBen
以前はスマホの画質に満足できない一眼女子が結構いたのですが、最近は観光地などでも女子は、ほぼスマホです。運動会や街のイベントでカメラを持ち出しているのは、オジサン層だけで、稀にエントリー層の人たちはいたとしてもセットの廉価版のお手軽ズームのみ。とにかく日常をカジュアルに撮る人はスマホで十分なのかもしれません。交換レンズが高すぎるせいもあると思いますが、エントリー機を買う層は既にいなくなったものと考える時期なのかもしれません。
それよりも富士の場合、APS-Cしばりの中で「高画素機」というものが育たないことも問題だと思います。
NK
エントリークラスへのスマホの影響は確かにありそうですね。
撮像素子とレンズを複数積んで、広角から望遠まで・・という発想は、
レンズ交換式デジタルカメラでは実現できません!
うまいところを突いてきます。
あらゆる電子機器がスマホに吸収されてゆく・・・
おまけにスマホを複数台持つこともできる・・・
10年少しで時代は大きく変化しますね。。