2020年11月のミラーレスカメラの販売台数は前年同月比で84.5%で再び前年割れ

BCN+Rに、ミラーレスカメラの11月の販売状況とメーカー別のシェアの推移、機種別の販売台数に関する記事が掲載されています。

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  • 「BCNランキング」によると、11月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数前年同月比は84.5%だった。前月は128.9%と前年を大きく上回ったが、再び前年を割れた。新型コロナ第3波の影響が、販売動向に如実に反映される結果となった。
  • メーカー別のシェアでは、トップのソニーがさらにシェアを伸ばした。2位争いは、キヤノンとオリンパス。販売台数前年比で前年を上回っているのが、4位の富士フイルム。安定した人気ぶりがうかがえる。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、キヤノンの「EOS Kiss M」が12.2%で首位。ソニーの「α6400」が10.6%で追う。20万円を超える高価格帯の製品ながら調子を上げているのが、ソニーの「α7C」。10月発売ながら、4位にランクインした。

bcn_rank_mirrorless_202011_001.jpg10月のミラーレスカメラの販売は14ヶ月ぶりの前年超えでしたが、11月は84.5%再び前年割れとなってしまいました。とは言え、コロナの影響が出る前でも前年同月比で65~85%程度のことが多かったので、84.5%はそれほど悪い数字ではないのかもしれません。

メーカー別のシェアでは、今年は4位富士フイルムの健闘が目を引くところです。機種別の販売ランキングでは、一時沈みかけていたEOS Kiss Mが先月に続いて首位で、再び盛り返してきました。α7Cは、低価格機が強いBCNランキングでここまで順位を上げてくるのはすごいですね。