Leica Rumors に、ライカの「Noctilux M 50mm f/1.2」の復刻版に関する噂の続報が掲載されています。
・More Leica Noctilux M 50mm f/1.2 Heritage limited edition lens rumors
- 近日中に登場するライカ「Noctilux M 50mm f/1.2 Heritage Limited Edition」に関するいくつかの新しい噂だ。
- 以前はこのレンズはシルバーのみだと噂されていたが、シルバーとブラックが発売される。
- シルバーのレンズはわずか100本、ブラックのレンズは1800本製造される。シルバーとブラックの比率は、理に適っているとは思えないが、現在得られている情報ではそのようになっている。
- 新しい価格に関する噂:以前に噂されていた8500ユーロではなく、15000ユーロだ。シルバーとブラックの価格は異なるかもしれない。
- 発売は1月の終わり。
このレンズは、以前に噂が流れたのが9月なので久しぶりに情報が更新されました。まず、価格が8500ユーロから15000ユーロ(約191万円)と大幅にアップしているのが気になるところですが、これでも初代Noctilux 50mm f/1.2の程度の良い中古よりは安価ですね。
生産数はかなり少ないようで、特にシルバーはわずか100個ということなので、入手するのは大変そうです。
どりゃー
ノクチルックス M 50/1.2 は非常に数が限られ最高価格のヴィンテージレンズとして取引されていますが、クロームシルバーの一般市販品は無かったかと思います。
試作レベルで極めて少数しか存在しないので、今回も歴史に倣い著しくプレミアム価値のごく少ない100本にしてブラックとシルバーでは価格差も大きくするのでしょう。
オリジナルクロームシルバーは大阪西沢学園のコレクションに複数あったりしますね。
亀吉
ライカ社が公表している1966年に発売された当時の研削非球面ノクチルックス50mm F1.2のMTFデータを観ると同時期に発売されていた定評のあるズミルック50mmF1.4(球面)と比べた場合はノクチルックスとズミルックスの開放どうしではごく中心部を除き半絞り明るいにも関わらず勝るとも劣らないデータが出ている。逆にF5.6に絞ればむしろ僅かながらノクチルックスの方が優れている。当然、同じノクチルックス50mmF1(球面)と較べたら明るさを除きMTFデータは少しずつではあるがあらゆる面で優れている。つまり当時の最高峰のレンズとも云えるだろう…ただ、フィルム時代レンズであるので今日のデジタル用の超高画質単焦点レンズと較べたら流石に分が悪いかも知れないが…