EOS HDに、カメラメーカー各社の現状の分析と今後の予想が掲載されています。
・Camera industry is in crisis. What happens next?
- キヤノン:産業用の部品供給や技術供与、CMOSセンサーの販売など、カメラ以外の多くの分野でビジネスを行っており、ミラーレスカメラはサイドビジネスだ。キヤノンのビジネスは多様で、2021年は、ニコンほど心配することはないだろう。
- 富士フイルム:GFXシリーズのハイエンドプロフェッショナル市場に力を入れているのは、賢いやり方だ。
- ニコン:ニコンはカメラが本業で、危機的状況にある。デジタル一眼レフ事業はほとんど過去のものとなってしまい、ミラーレスカメラだけでは会社を維持していくのに十分ではないと思う。ニコンは、もっとずっと小さな事業になるかもしれない。
- リコー/ペンタックス:4月にカメラ事業の見直し、廃止する権利を留保すると述べていた。それ以来、静かな状態が続いており、親会社のリコーから大きな投資が行われる気配はない。ペンタックスを救う可能性があるとしたら、別の買収だろう。大手が一眼レフから撤退することは、光学ファインダーユーザーにアピールするペンタックスの希望の光となりそうだ。
- ソニー:一番早くフルサイズミラーレスに移行したのはよい判断だった。ソニーのカメラ事業は他のどのメーカーよりも強固な地盤があると思うが、カメラはPS5と比べてソニーの大きな収益源となっているのだろうか?
- パナソニック:Lマウントアライアンスは、順風ではないスタートとなった。カメラチームはハード面では良い仕事をしているが、ソニーから遅れること5年、キヤノンやニコンと同時期にフルサイズミラーレスに参入して、マウントをLマウントに変更してもらうのは難しいことだ。パナソニックはAFが弱点だ。
- シグマ:大企業の傘下ではなく、情熱と先見性を持った人たちによって運営されている家族企業で、カメラ業界の未来に希望を与えてくれる存在だ。フルサイズのLマウントで十分なレンズをラインナップしているのはシグマだけなので、シグマは間違いなく成功すると思う。
- ライカ:ラグジュアリー市場での地位確立のために、正しいことをやっているように見える。最近のライカのカメラは実にエキサイティングだ。AFはソニーに比べると弱い。
今後の予想
- パナソニック:Lマウントカメラの販売が上向かない限り、厳しい状況に陥るだろう。マイクロフォーサーズ市場を無視してフルサイズに向かったのは間違いではないが、ソニーより5年遅くフルサイズミラーレスに参入したことと、コントラストAFを使用したのは間違っていた。
- リコー/ペンタックス:オリンパスと同じようなことになってしまうかもしれない。光学ファインダー愛好家向けの一眼レフ界のライカになることができれば、採算が取れるかもしれない。
- ニコン:生き残れるかどうか、フィフティーフィフティー(50%)だと思う。ニコンは2025年にはカメラ市場で遥かに小さなメーカーになっていることを90%確信している。
- ソニー:ミラーレスカメラはソニーの株主にとってそれほど重要ではないと思う。この市場には大きな将来性がないので、Eマウントシステムの売上が落ち始めたとしても、ソニーが顧客にそれほど誠実であることは期待できない。サムスンのように、(カメラを事業をやめて)より収益性の高いビジネスに鞍替えする可能性もあるだろう。
- まとめ:私の意見としては、上記のことから、長期的にはキヤノン、富士フイルム、シグマがカメラ市場のリーダーになり、ライカは現状維持になると思う。
EOS HDは、ニコンに対してかなり厳しい見方をしていて、数年後にはニコンのカメラ事業が大幅に縮小していると予測していますが、実際、どうなることでしょうかね。
ソニーに関しては収益性の低さから、サムスンのようにカメラ事業から撤退する可能性を予測していますが、ソニーが撤退するような状況になったら、他のメーカーもカメラでは商売にならないような状況に陥ってそうです。
Lマウントについては、パナソニックにはかなり厳しい見方をしていますが、一方で、シグマは間違いなく成功すると述べられていて、同じマウントでもかなり評価が異なっているのが面白いところですね。
高麗
SONYへの疑問を除けばおおよそ同じような見解を持っています。
Canon、FUJIFILM、SONY、SIGMAに共通しているのは、現在自社でセンサーを開発する力を持っていること。
SONYセンサーのユーザー(Nikon、PENTAX、OLYMPUS、現在のPanasonic)は、デジイチでは必然的にSONYの後追いしかできません。レフ機時代はレンズ資産とAFで優位を保てたNikonですが、今後CanonとSONYについて行くのは厳しいでしょう。
SIGMAはLマウントの他社が潰えてもSAマウントのように細々と使ってFoveon信者を囲えますし、他マウントでもレンズは出せます。RFマウントの大人の事情をどうにか出来れば安泰でしょう。
電卓
ソニーがそんなに簡単に撤退するでしょうか?映像関係もありますので、ソニーが撤退するとなると、それこそ他のメーカーが生き残れるとも考えにくく、ごっそり中国のメーカーとかに入れ替わっている様子すら想像してしまいます。
ニコンが厳しいというのは、多くの人から聞く意見で、以前からも言われていました。
他社に追従して、それに似たものを堅実に作るという方向は、流れの早い今の時代には合わないと思います。ニコン独自のアイデアを次々と打ち立てていく柔軟性が、このメーカーに欲しいところですし、まさに、ソニーやキヤノンがやってきていることです。
ペンタックスが一眼レフ界のライカを目指しているのは、よく分かりますが、元がアマチュア向けの比較的安いメーカーだっただけに、それほど上手くいくかは未知数です。
仮に、一眼レフのライカとして生き残っても、従来のユーザーはついていけないでしょうね。答えは、K3Ⅲがある程度出してくれるような気がします。
まこてある
ソニーにおいても「ミラーレスカメラはサイドビジネスだ。」ではないでしょうか。CMOSセンサーも外販しているし。また動画も含めた映像という論点からすればソニーのアイデンティティの一つでもあるのでそうそう事情売却はないような気がしますが。あったとしてもVAIOのような形になるのか。
風
将来がいつを指しているのかはっきりしませんが、2025年とすれば、ソニーはまだ十分に存在感を維持していると思います。
私の希望とは別に、ニコン、パナソニック、リコー、オリンパス、ライカに関しては妥当だと思います。
カタスマー
オリンパスはもう上手くいかなかった扱いなんですね。仕方ないですが少し寂しいです。
昔から本業が他にある家電系メーカーは収益の悪化で撤退する公算が高いと言われてますね。ただ、ソニーはミラーレス全般で、パナソニックは動画系クリエイター市場で、それぞれシェアとブランド力を得ていますが、それらを簡単に手放すのかは疑問です。
キヤノン、富士フイルム、シグマはそれぞれ盤石な固定ファン層を獲得しているため、生き残るというのには全面的に同意です。
ただ、やはりシグマはほぼほぼレンズメーカーとしての生き残りだと思います。
Lマウントアライアンスも(カメラメーカーとしては)ライカ以外は難しいように感じますがどうなるのでしょうね。
ニコンは正念場だと思うので頑張って欲しいです。最悪の事態は完全消滅、時点でどこか良くわからない資本への売却だと思います。ヤシカのような存続になるくらいなら、コニカミノルタのように国内メーカーに買われて欲しいですね。ニコンの技術者を大事にしてくれるカメラメーカーだと嬉しいです。もちろん、持ち直してくれるのが1番ですが。
てばまる
最近Nikonを使い始めたのですが、こういう記事を見ると先行き不安になりますが、物はいいので、ある程度揃えてしまえば使い続けることは可能でしょう。問題は保守サービスですね。
OLYMPUSは今主流のミラーレスなので他社メーカーも買収に興味が出るでしょうが、ペンタックスはどうでしょうね・・・ブランド的にも既に購買率が悪いのは否めないので国内メーカーには売れないかもしれませんね。
キャノン、富士、シグマの新3強時代が来るのでしょうか?
鎌倉堂
将棋でいえば、ニコンにとって今の状況は、1手1手がとても重大な局面だと思う。1手間違えると致命的で死に至り、妙手が出れば、形勢逆転もかろうじて可能な状況だ。
しかし、今のところ、あまりよくない1手が続いている。ボディーとレンズ群のラインナップの遅れが影響し、Zマウントは市場を席巻するほどの売れ行きになっていない。
棋士(経営者)は残念ながらあまり有能ではないようだ。飛車角駒(技術者)は超優秀なのだが・・・・。持ち駒(資金と経営資源)を最大限に生かして、渾身の1手でカメラメーカー生き残りのトーナメント戦に勝利して欲しい。
SoA
いずれも的確な予想と感じました。Nikon には50-50以上の厳しい評価ですね。
Enthusiastic な光学ファインダーカメラはNikonがもしそのパイを取るつもりならばPENTAXは苦戦しそうですね。
SigmaはLマウントレンズのラインナップを揃えていよいよのFoveon FF機投入、大いに楽しみです。
でめ
ニコンユーザーで、メインはD500を使用しています。
かなりnikonが厳しいのは分かります。
売上のランキングを見ても、ソニーが席巻しています。
ただ、相当数いるニコンユーザーは、まだZシリーズに
移行していない方が多いのでは?
今後、さらに高性能なZシリーズがでれば、
自分も購入しますし、ある一定数のカメラは売れます。
ニコンは現在、事業の縮小を始めており、
それと、ユーザーが求める方向と上手く一致して、
また黒字化できることを願っています。
追伸、思い返すとD3が発表される直前も、ニコンは厳しかったですが、
よく盛り返したものです。
もち
自分もおおよそ同じような予想をしています。
2025年というのはかなり過激な予想ですが、ニコンは近いうちにペンタックスと同規模の事業規模に落ち着いてしまうのでは、と思っています。
逆に、生き残れると判断されているメーカーも安泰ではないと思います。
事業を継続できるだけで、まともにカメラ事業を維持できるメーカーはキヤノン1社なのではないでしょうか。
自分は富士ユーザーなので、ありがたい評価ですが、安心はできないと思っています。
まあくん
なかなか厳しめの予想ですね。いろいろな分野を手がけている大手は、マーケットが小さくなると撤退するので、パナソニックあたりは撤退の可能性があるかも。CANONと富士フイルムはもともとの祖業の面もあるので、続けそうでしょうか。SONYは、AVが祖業でカメラも近いので、何とか続けそうな気がします。10年先は今のオーディオ部門のような感じで、細々と残るイメージでしょうか?
ニコンは、カメラが本業なので苦しいですが、小さくなって残ると思います。かつては世界のカメラ産業の中心にいたライカも小さくなって残っているので、同じようなイメージではないでしょうか?オーディオの例をみても、撤退せずに良い製品を出し続けているのは専業メーカーなので、そうなる可能性が一番高いのがニコンだと思います。
できれば、BOSEのように、スマホの世の中に適応した製品も出して、存在感がある形で生き残ってくれるといいのですが。
目先で言うと、早くEVFなしのZ30と薄型単焦点レンズを出して、ライトユーザーがZシステムに乗り換える受け皿を用意して欲しいです。写真が好きでレンズを10本以上持っていても、高価な機材を買わないユーザーもいるし、年金生活の古いユーザーの方には今のZシステムは高価すぎると思います。Z30が出れば応援したいと思っています。
taku
Canonもかなり危ないと思いますが。
今後成長する様な事業に手を出していない事から場合によっては一気に傾く可能性があると思います。
Nikonが良い例ですが、一つ判断を謝ると先は保証されない!どの企業にも言える事です。
YON2
ソニーのカメラ事業からの撤退は、ビデオ映像部門があるので今すぐにはないと思います。将来性、収益性を考えるならば、(大手株主も言ってましたが)半導体部門の分社化しかないと思います。ただ最近半導体でも、サムスンに比べ元気がないように感じるのは気になります。
シグマはクラフトマンシップを感じられる企業なので、ぜひ生き残ってほしいですね。
キャノンは、ここにきてセンサーがやっとソニーに追い付いてきたのでようなので、頑張ってほしい。カメラ事業だけではないので、しばらくは安泰と思いますが・・・
ペンタックスもニコンも一眼レフというニッチなカメラ市場でしか生き残れないかもしれませんね。
pain
概ね同意見ですね
ニコンとペンタックスがどうなっていくのかが気になります
ニコンは作ってる物は別に悪くないけど、とにかく会社経営に問題がありますよね、カメラ以外でしっかり稼げる事業が無いってのが…
ペンタックスは一眼に留まることになってどうなるのか、元々一眼でもシェアが多かった訳でも飛び抜けた性能だった訳でもなく、それで一眼で生き残れるのか
ペンタックスではなくニコンが一眼に留まったほうが可能性あったような気がします
じょにー
この理論でキヤノンがサイドビジネスだから生き残ってソニーが撤退する、の意味がよくわからない
ソニーほど多角経営な企業も珍しいと思うのだが
noppo
確かにソニーは古参メーカーほど執着しなさそうなイメージありますけど、プロも多数使っていらっしゃるでしょうし、簡単に撤退するわけにはいかないのではないですか?
キヤノンの業界リーダーといての地位は揺るがないでしょうね。
Yoshihide
ソニーはもともとカメラメーカーじゃないから、利益率が低ければカメラにこだわらず撤退するという意味でしょう。
いうえ
NIKONはカメラ自体の造りやUIは素晴らしいのですが、ライバルと比べてスペック不足感は否めない。
素人目に見てもアピールの巧さはSONYやキヤノンが際立っています。
モノを触って使ってくれれば造りの良さは伝わるのでしょうが、やはり先見の明を最も強く問われている気がしますね。
ソニーに対するコメントは笑ってしまいました。今のところ盤石であり映像事業も積極的ですから心配はないでしょう。何かあってもセンサーの外販だけでも何らかの関わりは途切れないかと思います。
ソニー、キヤノンフジも経営母体が強いので心配なのは他の企業です。
土門
ソニーの外販がうまくいっていっているうちは撤退はないでしょうが、他社のセンサーが極端に安くなる、もしくは制限なしで良いものが出て来ると、どうなんでしょう?ソニーは一度傾くとなかなか立ち直らない会社ですからね。
ニコンあたりが外資の傘下にでも入ってしまうと一気にジャイキリもあり得ます。
キヤノンは何気に医療分野を強化したり防衛産業にも食い込んでいるので、やる気さえ無くさなければ問題無いかと思います。概ねこの話も間違っていないな、と感心しました。
ぷらす
スチルカメラではなく動画カメラ(カムコーダー)としてはソニーが最古参なので、ここまで成長したEマウントをやすやすとは手放さないでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80
むしろ、現在のミラレースの伸びしろはスチルカメラではなくカムコーダー的な側面ですし。
グラハム
ニコンさんには辛い言葉が続きますね
やはり、自社でセンサーを作ってないのは、カメラの心臓部の一つを他社に依存してしまうのでよくないですね
ソニーさんは割と経営がドライだから売れていても想定の利益になってないと分社子会社化して独立させる可能性はありますね
ソニーさん的にはカメラより半導体やセンサーの方が効率よく稼げてるみたいですし
自社製品に載せてるのよりライバルメーカーがセンサー性能で勝るってのはメンツが良くないので高性能センサーを販売しにくいかも
完全別会社にした方がセンサーの販売は延ばせそうですし
映像事業で言うなら、シネマはソニー、スチールは子会社って戦略もありえるかと
ペンタックスは他社がミラーレスにうつったので逆に一眼レフ単独ブランドとして続ける道があり得そうですね
小さいブランドですから逆に大きなシェア争いしないで続けられれば趣味層に人気は出そうです
いっそ、EFやFマウント機のパテントをとって趣味層向けにカメラを出したら受けそう
ポリオミノ
会社存続と事業継続の両面でみた感じですね
そう考えるとフジとキヤノンが安泰なのも分りますし
会社は安泰でもカメラ事業はどうなるかという話になるのも納得です
もう斜陽なのは間違いないので各社生き残って欲しい
オーディオ界は一足早く起って現状に至ってますが
生き残ったメーカーは買えますし修理もでき、出てくる新製品も
魅力的です、べらぼうに高いですが金を出せば手に入るだけマシです
ジェラ
ソニーは他の稼ぎが大きいのでカメラの見劣り感が社内にあるのかもしれませんね。
数字だけ見て、わざわざ斜陽の中苦労してカメラ売らなくてもセンサーの外販だけで十分だろって考えている人はいそう。
まぁ流石に撤退は無いと思いますけど。
いずれにしても今からがメーカーにとってさらに生き残りをかけた何年かになりそうな気がします。
自分が考える生き残る条件ですが、
まずカメラ事業が本業ではない事と言うのは一番の条件になってくると思います。もはや本業でやるものじゃないのかも知れません。
本業だと業績悪化の影響をもろに受けてしまい開発自体に影響が出てしまう為負のスパイラルにも突入しかねない。
もう一つがセンサー。
ミラーレスはセンサー自体が画質とAFに直結する最重要パーツなので自社で設計製造テストを繰り返す事のできるメーカーが圧倒的に有利だと思います。
最後に画質と所有欲を満たせるフルサイズ以上のカメラを持つメーカー。
なんだかんだ言っても小さいセンサーのカメラはスマホとの差別化が難しくなってきているのでこれは必然の流れだと思います。
条件を満たしたからと言って生き残れるとは限りませんが、5年後10年後はおそらく最低条件というくらい厳しくなっているのは確実だと思います。
ミック兄さん
Z6とZ7は使えばとても良いカメラとわかります。
しかしなまじD850が完成度の高いカメラなので
なかなか既存のお客さんがミラーレスへ移行してくれないのは痛いですね。
NIkon1を挟まずにフルサイズを投入していればまた違った展開になったもしれません。
カメラは悪くないので上手く戦略で乗り切って欲しいです。
どりゃー
スチルカメラ全般が低調に推移するのは間違いないので、各社の優劣はそれほど意味を成さないのでは。
ビジネスとして継続していくのはどのメーカーでもキツイでしょうし、大きく損益分岐を割り込む状態から抜け出せないとなると撤退もやむなしになると思います。
振り返ればデジタル一眼レフの急拡大とキヤノン・ニコンが市場の寡占化を成しえた時だけ特別だったのでは?
また映像ビジネスは自動運転やセキュリティ・医療・環境・宇宙開発など多岐に渡って拡大していくのは間違いないのですが、日本カメラ産業界は次世代市場にさほど切り込めていないことが最大の懸念だと思います。
Toshi
一眼レフ界のライカならペンタックスよりもニコンにチャンスがある気がします。
また記事元の言うとおり、ソニーは成長市場でなければ力を抜く可能性はありますね。そうなればニコンにもチャンスがあるかもしれません。
ニコンがんばれ。
to
管理人さんがおっしゃる通り、今の地位になったソニーが撤退を決断する時のカメラ市場はおよそ他社が成功できるような状況にはないと思います。ソニーの他の事業も安泰ではありませんし、キヤノンと同様にサイドビジネスの1つです。
bunta
企業体力からしたらソニー以外どこも苦しい状況じゃないでしょうか。それこそパナソニックは瀕死の状況なので、新社長がどのように判断するんでしょうか。もしかしたらソニーがあっさり事業撤退ということも考えられなくもないですが、そのドライさこそがソニーをどん底から復活させたことでもあるんですよね。結局それぞれの技術や品質を生かすも殺すも経営手腕なんでが、その点でいえば、ニコンはかなり追い込まれていると思いますし、もどかしくもあります。富士フィルムは出自を捨てることはある意味日本的経営志向でないと思いますが、その出自にノスタルジックにすがることなく、もっと攻めて欲しいですね。ユーザーからしたら、そういうのがあっても良いとも思うんですけど、飽きられたら厳しいですからね。
TJ
キヤノンとソニーの現状認識がほぼ同じなのに、将来性の判断が真逆なのは説得力に乏しいと思います。
引用元記事では触れられていませんが、ソニーがスマートフォン(Xperia)をエントリーカメラと位置づけた販売戦略を取っている点は、特筆に値するでしょう。
スマートフォンが「カメラ」の販売を圧迫する中、ソニーは他のメーカーとは一線を画する事業継続力を持っていると思います。
乾
Nikonに関して言えば各メディアも記事にしてる通り一番に厳しい正念場にあると思います。
自主生産できないパーツが多いほどミラーレス時代では自社でセンサーを含め各技術面でも後追いになってしまうと考えてます。
☆けむり
ニコンはライカの様に変貌して行くしかない気がします。
競合他社の様に何でも手を出すのではなく、高性能なZマウントボディーとレンズに特化して数は追わない。価格はライカ迄は高くはならず趣味製品として高価格でも買ってくれる市場で生きて行く。どちらにしてもカメラ市場が大きく回復する事は望めない中で競合他社と同じことしていては生き残り難しいですね。
モリモリ
元記事は終わりの方でカメラ市場の90%を支配してきた日本の巨人たちが倒れた後に他国のメーカーが立ち上がって欲しいと締めくくっていますが、成長が見込めればとっくにそうなっているわけで、もはや産業としては美味しくない分野なんだろうなと思います。
ぶれげ
ニコンが一眼レフ界のライカになれればとても嬉しいです。いまだに40本弱のFマウントレンズがあるので(大体コシナ製ですが)、頑張ってほしいです。
しかし、企業風土的にブランド物としてはどうなんでしょうかね…?今では古いレンズや様々な規格を守り続ける安心感が薄い気がします。
Dfの試作の時代に、フルサイズは不要ではないかと尋ねられて心が離れたのを思い出しました。
シュワシュワ
もちろん生き残って欲しいのは山々なんですが、ニコンやパナが厳しいのは間違いないでしょうね。
そしてそういう見方をされ始めるとさらに厳しくなっていってしまいます。
今持ってるレンズ資産も活かしながらこれからも撮影を愉しみたいです。
簡単なところは一社もないですが、どこも頑張れ〜 >_<
古西録
センサーとカメラの主戦場はスマホから自動車の自動運転に移行するのは確実で、オールジャパンで頑張るべきでしょう。そしてその関連で成功する会社のサイドビジネスとしてデジカメが残るのを期待するしかありません。
プーアル
ソニーはドライな印象があるので、ある意味納得です。
利益が取れなくなったら、あっさり引くという印象があります。それは、経営にシビアとも表現できます。
逆に収益が続くうちは、当然撤退はないでしょう。
そういう意味を俯瞰したレビューだと思います。
コロナ禍や、スマホカメラの著しい台頭によって、大変厳しい時代になっています。
しかし、いちユーザーとしては、ここに出ている有力なメーカーが切磋琢磨して、業界を盛り上げてくれることを祈るばかりです。
33
ニコンについて「一眼レフ事業はほとんど過去のもの」というのは、現場の状況とかけ離れてますし、D780がプロダクトアワード2020大賞なことを考えても的外れでは。ただ震災や洪水やコロナなど悉くついてない印象はあります。ニコンといえば報道用のところ、無音撮影できるミラーレスへの移行が遅れたことが、現実には残念でした。
ペンタックスについては「オリンパスと同じようなことに」じゃなく、既にリコーに救われ独自路線を歩んでいるので、オリンパスがペンタックスと同じようなことになれば良いですが、E-M1Xの投げ売り等で信用を損ねたので、違う道をたどると思います。
シグマは前途洋々なものの、残念ながら蚊帳の外になってしまったパナソニックとの提携が心配です。「ソニーが顧客にそれほど誠実であることは期待できない」は他分野を眺めると否定し難いですね。けっきょく生き残るのは、ソニーやパナソニックや海外勢の参入とか撤退に動じないメーカーじゃないでしょうか。
だ旦那
オリンパスは今、950名の早期退職を募っています。
オリンパスはカメラの独自技術を保有しているので、つまり優秀な技術者がいるので、国内メーカーのどちらかがオリンパスのR&D部門を引き取れば将来の力関係も変わるのでは、期待しています。
国内のカメラメーカー、頑張れです。
flx
ソニー、というかソニー株式会社は最早持ち株会社に近いです。事業の多くを既に分社化しています。
カメラを作っているソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズと、センサーを作っているソニーセミコンダクタソリューションズは別の事業体です。どちらもソニーの100%子会社なので、ソニーの方針に逆らうことはできませんが、逆にソニーグループ内の忖度はそこまで感じませんね。
グループ内にスマートフォンメーカーがあっても華為とセンサーを共同開発もするし、D850/Z 7のセンサーのようにニコンから生産受託もします。
逆に、カメラも分社化は済んでますので、もし事業を終了するならVAIOよろしくそのままグループ外に切り離すことも容易でしょう
ソニーセミコンからしたらソニーイメージングに忖度して供給を出し渋る、なんてことをすれば顧客の反感も買いかねないんじゃないでしょうかね
DaB
シグマ、心情的には応援していますし書かれている通りであって欲しいですが、本当に儲かっているのか、非公開企業なのでよくわからないところもあります。大丈夫なんだろうなあ。
2石
デジカメ市場は狭くなっていく一方ですし、
近い将来的にマニア層しか買わなくなる機器である事は間違いがない。
ソニーのミラーレスカメラは売れていますが、利益・採算を考えると現時点で既に
あまり美味しくない事業である事は事実だと思います。
数が出ないのは明らかなので、これから一眼カメラはドンドン高価格帯に推移していくでしょうけども、それでも採算が合わなくなった時にソニーはカメラ事業を切ってしまうかもしれないなとは思います
だっふんだ
Sonyに関して私も同意見です。
Sonyはビデオ戦争で負けた以降、CD、MD、DATや8mmビデオ、Blu-rayと、数々の新たな規格を立ち上げシェア獲得を繰り返してきてますが、収益が見込めなければすぐに撤退です。スチルカメラではミラーレスという規格を我が物顔で打ち出すマーケティングでシェア獲得に成功してますが、過去と同じく利益がなくなればやり方は一緒でしょう。数年後ではないですが市場の縮小と相まって、15年くらいでコンシューマー用の音響機器、ビデオ機器のように縮小化していくのではないかと思います。
ではプロ機器が残れるかというと、元々音響、ビデオ機器では一定のシェアがありますが、スチル写真では少数派なのでかなり難しいのではないでしょうか。ハイアマチュア層向けもより高価格、プレミアムブランド化を図らないと生き残れないと思います。
以前はSony製品ばかり所有してましたが、今は売り方だけで魅力を感じません。Vlogのような方向性は面白いと思いますが、もっと写真文化を考えた良い製品を作って欲しいように思います。センサー技術以外、他社の受け売りの機能では大企業の強みしかないですから。
昔は何かの一号機が出れば必ず買う大のSonyファンだったのだけど、すっかりAppleに追い越されてしまい悲しいです。ウォークマン一号機が世界を変えたような、文化を作り出してこそSonyだと思ってます。
木彫り
カメラ事業を持つ企業としては
あらゆる画像分野の地盤を持つソニーが王者
キヤノンは今までの資産をフル活用して挑戦者
他は企業の主務とは外れた一分野として生き残り・・・って感じになりそう
そうなるとカメラが主務と言えるニコンと分離された後のオリンパスが一番危機的状況なんだよなぁ・・・
ただ、キヤノンもペンタ(リコー)も主務と言えるOA業界が危険ではあるんだけど
とり
シグマはレンズの儲けでカメラボディの開発というロマンに投資してる感じがするのですが、先細るであろうサードパーティーレンズの市場を考えると楽観できないのでは…レンズメーカーとしては残りそうですが
うにシステム
自分は元々フィルムの時からニコンでした、が、今はフジに入れ替えました。
ニコンはデジタル一眼レフカメラの頃からフルサイズはキヤノンに遅れをとり、ミラーレスもソニーやフジフイルムに遅れてようやく製品を出してきたのでニコンユーザーはそんな後手後手を理由に他社に乗り換えた方も多いのでは無いでしょうか?
私はその一人です。
レジアイス
業績が悪くなればソニーが簡単に撤退すると言ってる方を多数見受けられますが、実際はそんなことはないと思いますよ。
映像事業をソニーが持っているってのもありますが、やはりゲーム機が参考になるでしょう。
数千億単位の赤字を出したPSを切り捨てずにここまでやってきたソニーなら多少赤字が出たところですぐに切り離したりはしないと思います。
まあ実際どうなるかはソニーのカメラが売れなくならないとわかりませんが…
ぺん
どのあたりに専門性を持った方の意見なのかよく存じないですが、長く金融に携わってきたものとしては、どの企業も5年後はよくわからないということは言えると思ってます。
ニコンに対する意見は少々乱暴過ぎますね。ただ、規模縮小に関しては悪いことばかりではないと思ってます。もともとエントリークラスの製品づくりや宣伝がうまいメーカーじゃないのに、市場の拡大にのって、2強みたいなポジションにはなりましたけど、本来の位置に戻るのも一つとは思います。財務がまだまだ強固な会社ですから、うまく立ち回ることができれば、ユーザーにとってより良い会社になる可能性もあるとは思いますね。
SXU90G
ソニーについてですが、DATやMD、ベータなど規格を作っては撤退・・・といいますが、実際はユーザーを裏切る形での撤退ってありましたでしょうか?いずれも、ほぼ誰からも相手にされなくなった時点での撤退だったと記憶しています。○○難民、という形で深刻な問題を引き起こすようなものはなかったのではないでしょうか? メモリースティックも誰が使ってる?というレベルかと思いますが、未だケアされているみたいですし。
ニコンは大変ですね。光学のニコンですが、カメラボディについてはどちらかというとニコンの苦手分野の塊ではないでしょうか? シグマのようにレンズ主体で各社に提供、カメラは副業的に続けるという形のほうがよいのではないかという気がします。
パナソニックも大変ですが、Lマウントアライアンスの中でカメラボディの技術に関してはパナソニックがなくなったら大変だと思います。しかし2022年からの独立採算制が始まれば立ち行かなくなる可能性が大きいでしょう。シグマがパナの映像事業を買い取ることはできないでしょうか。
山男
厳しいですが、ニコンは数年後にシャープのように外資に買われていても全く不思議ではないと思います。良い所に買われれば、マウント維持できる可能性もありますから、色んな意味で正念場ではないかと思います。
ジェラ
切り捨てるかどうかはその市場自体の動向によるところが大きいでしょう。
ゲーム事業は市場自体が衰退していないので回復の見込みがあった。
その結果PS3も大赤字から最終的には黒字化まで持っていきPS4の成功につなげる事が出来た。
つまり大きな市場自体が形成されたままでいればその中でシェア争いをする事には大きなメリットがありますが、カメラは斜陽でこの先も小さくなっていくと予想されています。
その極小パイの奪い合いをしても美味しくないと判断した時にどうなるか、という話でしょう。
もともと写真文化というものにNikon・Canon・FUJIFILMと比べてそこまでの理念がなさそうなSONYがどういった判断をするのか、それはその時にならないとわからない事ですが、この記事ではそういった部分を述べているのかと思います。
G9Pro
パナソニックの画質への影響を避ける為に像面位相差AFを使わない、という姿勢は哲学を感じて称賛に値します
徐々にコントラストAFの欠点を克服して、一般的な用途では十二分に性能の良いAFが出来ています。
より良い画質を求める姿勢は崩さずに、今後も良い製品を作って欲しいです
応援しています
あらし
PSが数千億の赤字を出していたのかソース元は知りませんが、将来性のあるゲーム市場と先細りの一眼市場では経営面としてかなり違うと思います。
orion
キヤノンもシグマも国内工場に拘りがある会社。企業は何のために存在するか?根本哲学が明確でそれが製品企画にも現れているのではないですか
てるはら
キヤノンのセンサー外販って言うほど成功してましたっけ?
最もパイがあり、且つ他人の袴で稼ぎやすいコンシューマー市場で存在感を発揮できていないのは、結構痛いと思いますが。
こういうところの思い切りがキヤノンやニコンが弱いのは老舗ゆえなのか。
京介
ソニーはドライとの意見がみえますが、逆に私はソニーってユーザーに対してとても面倒見の良い会社のイメージがありますね
最近のカメラ関係だけでも最新のミラーレスで不足なくAマウントレンズが使えるアダプターを出したり、最新モデルでは切られてしまいましたが、α7シリーズでもメモリースティックが使えたり……
またキヤノンは複合機や事務機器等の売上比率がかなり高かったかと思いますが、コロナで加速度的に進んだペーパーレス化でどこまでカメラ事業にまで影響が出るのか心配です
F3ユーザ
ニコンは既にカメラ本体を主役にした商売は見切を付け、レンズファーストに軸足を移しているように見える。性能的に文句の付けようがないレンズを揃えて、使いたければZボディ買ってください、という。だから性能的に妥協した安レンズは最小限なのでは。
もう事業規模の縮小は受け入れて、確実に利益を上げ生き残れる領域に絞りこんでいるのでしょう。
ただ家電やデジタル機器の世界でコンシューマーからハイエンドに逃げ込んだ企業の末路って、コンシューマーの激戦で鍛えられた企業がハイエンドにも侵食してきて終了、というパターンも多いのが心配なところ。
SONY好き
SONYはMD録音機を2013年まで生産してました。
時代はとっくにiPodやスマホで音楽を聴く時代なのに、です。
初代PSも、PS3が発売が発売する2006年まで生産しました。
あのベータだって2002年まで生産してたそうじゃないですか。
そんな言うほど不誠実ではないかと思います。
来年に始めるドローン事業でEマウントが使用できる、とかになれば
今後も力を入れていくと思えるので期待したいですね。
ゲンゾウ
ニコンにはがんばってもらいたいと思います。機能以外のところ、例えばボタンの位置、シャッター音、タイムラグ、ファインダーの見え方等については撮る人のことをわかって作ってる印象です。
hamayu
イメージセンサーは自動運転などセンシング事業で需要が喚起されるでしょう
そのお溢れでなんとかカメラ事業も存続の道が在ればええんですけど
自社センサーのないところは苦しいでしょうね
QL
ソニーは出したときに反応が悪かったものにはドライ(レンズスタイルカメラとか)ですが、ある程度普及すると他社以上に長くサポートしますね(ベータとかメモリースティックとか)。もともとサイバーショットでデジカメでは大手ですし、このご時世に未だにウォークマン出してたりするくらいなのでそうそう簡単には止めないでしょうね。
パナは動画路線でニッチな存在感がありますから、まだわかりませんが、ニコンとペンタックスはマーケティング路線が怪しくこのままだと厳しそうですね。
キヤノン、フジ、シグマ、ソニーは大きく失敗しない限りしばらく大丈夫だと思います。
まるさい
現在はSONYユーザですが、過去はNikonユーザで今は心情的Nikonファンです。
本来であればNikonにはオピニオンリーダーとなってほしいと感じていますが、なかなか難しいですね。
もし今後もNikonが生き残るというのであればやはり一眼レフにおけるライカ化しかないのではと感じています。
日本で考える以上にナイコン(Nikonの英語読み)はカメラの代名詞ですし、ライカならレンジファインダ、Nikonなら一眼レフというように細く長くやり続けてほしいなと(Fマウントの膨大な資産もあることですし)。
ドライさで行ったらソニーよりキヤノンかなあと思いますね。レンズマウントにしてもバッサリ過去ユーザ切り捨てる(過去FDマウントをバッサリ切ったように今回もEFはバッサリと切るような気がしています)ドライさはキヤノンらしいと感じているので。
なのでカメラ商売がうまく行かなくなったら見切りをつけてバッサリ切り捨てるのはキヤノンかなと思っています。
レフ機愛好家
キャノンのセンサー外販というのは、一般向けのカメラ用ではなくて産業用カメラや超高感度カメラなどのセンサーという事ではないでしょうか?
特に高感度センサーの記事はちょくちょく見かけますし、最近のキャノンのセンサー性能が向上してきたのも、そういった分野で培った技術をコンスーマー向けにおろしてきているのではないでしょうか?
ある太郎
Sonyは分社は十分にありえますね、VAIOの時に即手放した時は衝撃でしたが、今となってはVAIO??ってくらいに落ち込んです。
αシリーズは数台所有してますし、これからも頑張ってほしいカメラメーカーですが仕方ない状況でもあります。
るりびたき
今のSONYはシネマカメラなどの業務用カメラまでαシリーズなので(部署統合したので)撤退はありえませんよ。そんなことしたら映画部門とか放送システムまで捨てることになっちゃうし
るりびたき
>ある太郎さん
VAIOは分社化じゃなくて事業売却ですよ
分社化は以前のSCE(プレステ作ってた会社)とかですよ
to
キヤノンとソニーの予想の落差に?です。論拠に偏りを感じますね。
そこまで市場がシュリンクしてしまってはシグマも安泰ではないと思います。
g
ソニーの評価以外は納得ですね。
フルサイズはキヤノン
中判とAPS-Cはフジ
レンズはシグマ
センサーはソニー
ライカはラグジュアリー市場
ペンタックスは一眼レフで細々と
ニコンとパナソニックはかなり厳しい...
プーアル
EFマウントはマウントアダプターがあるので通常使用や動作にほぼ制約がないです。
会社としての生い立ちからも、キヤノンがカメラを止めるのと、ソニーがカメラを止めると、どちらが先かは自明でしょう。
ソニーから売却された主要産業としては、やはりVAIOが記憶に新しいです。
なんにせよ、有力なメーカーが複数あった方が、業界は盛り上がりますし、技術の向上も期待できるはずです。
残存者利益で仮に2社しか残っていないような状況になれば、そんな論議すら不毛な状況になっているでしょうね。
kooth
ソニーは、初代α7を出した時点で、
いつでも本体から切り離せる体制になっているから、
株主がカメラ部門を切るときは記事のようにスパっといくでしょう。
ただ、現場が発奮して現在の残存者利益が狙える位置まで上り詰めたわけで、
これが切られる前に他社がこける。なので余り心配しなくても良いと思います。
記事でちょっと気になったのはライカ。
パナへの依存が結構あるラインナップなので、
記事の通りパナが厳しくなったら、他のパートナーを探す必要がありそう。
フジはGFXのセンサをソニーに握られているので(m4/3と似た構図)、
1億画素から上の未来が描きにくい分、記事より厳し目な印象を持っています。
弁証法
VAIOが引き合いに出ますが、OS、CPU、メモリー、ストレージ、骨格の殆ど全てが他社の技術でした。
「売却」の二文字に拘るのではなく、自社で開発したものを大切にしようという「ふんどしを締めなおす」英断だったと思います。
ソニーのカメラは、センサーをはじめ業界トップの構成部品も多く、ソニーが自社開発したものが主要部品として多数使われているので、VAIOとは全く中身が違い、大切にされると思います。
センサーをはじめ主要な部品を買っているという意味ではむしろ、ソニー以外の会社のほうがVAIOに近い状態になっているというのが現実です。
そして売却や撤退・倒産が危ぶまれのもそういう会社(のカメラ部門)であるという事実は、よくよく考えなければならないと思います。
INLINEFOUR
ソニーはα全般の民生用と放送用機器の業務用が別会社でしたが統合されました。
Eマウントは業務用カムコーダーにも採用されているので
簡単に手放さないのではないでしょうか。
ニコンユーザー
ニコンには頑張って欲しいが、今の販促チームでは厳しいと思う。
機器のカタログスペックや細かい比較では他社に負けているかもしれない。
しかしその差が撮影にどれだけ影響があるのか、実用レベルで気になるユーザーは少ないのではないでしょうか。
私はニコンが抱える問題はブランディングだと思う。
例えばyoutube公式で一気ドンと埋め尽くすように動画をアップすることや、緊急事態宣言中にあがった、家でできるカメラメンテナンスの超低クオリティの動画。
ニコンちゃんというキャラクターも含めチープな印象を非常に受ける。
ニコンという老舗ブランドの価値をもっと大切に持つべきだ。
まあくん
ソニーは映像部門を手放さないと思いますが、市場が縮小すると部門が小さくなるのはどうしようもないと思います。今のカメラの状況は、2000年前後?に出井社長がクオリアというキーワードで高級オーディオに取り組んでいた頃かその少し前くらいではないでしょうか。その10年後にはソニーの本業のオーディオ部門は、今のように小さくなっていました。
ニコンは今のままだと、オーディオでいうとDENONのような会社になりそうなので、できればチャレンジ用の新部門か子会社(本体の意向にあまり縛られずチャレンジできる小さな組織体)でも作って、スマホ時代の新しい映像体験のカメラを開発してBOSEのような感じで生き残って欲しいです。たぶん、新しい体験ができるカメラは、あまり開発費がかからないような方向だと思うので。もしくは、あまりチャレンジをしないで出血を小さくして、賢く生き残る方向で。
クッキー
内容的には個人のブログの記事のように感じますが。
考え方は人それぞれですが、公の記事にしたら個人の思いと発想の飛躍が出すぎのような気がします。
将来の姿は神のみぞ知るですね。
ジェラ
まるさいさんの、CanonがFDやEFを止めるからカメラ事業も止める、と言うのは根拠として成り立ってないと思います。
それは単にマウント変更で、むしろメーカーがリスクを取ってまでやるのは事業の継続発展の為、広く捉えればカメラの未来の為ですから。
既存マウントユーザーの切り捨てという側面はありますがカメラ事業を切り捨てている訳ではないので根拠として結びつけるのは違うかと。
ただそれでCanonがどんなにカメラ事業が不振でも辞めないかと言ったらそれはまた別の話ですが。
sambar
ニコンこそ、一眼レフ機の高級ブランドを目指すべきなのかもしれませんね。
ミノル
ニコンに強いこだわりがある方はニコンそのものより、
Fマウントへのこだわりや思い入れが強いように思いますね。
いずれZに移行するのか、Fマウントにとどまるのか、Zは別物と思っているのか
ビギナーや若者へのアピールは出来ているように思えないし苦しいですね。
大吉
PENTAXユーザーですが、光学ファインダーの一眼レフを極めてもらいたいです。
幸いコンデジはGRⅢが大ヒットしているのでその路線を続けて稼いでもらって、
その利益を一眼レフの開発費へ回して一眼レフ機の開発を続けてほしい。
何とかして生き残ってほしい。切なる願いです。
元キャノンユーザ
実際同じような性能のセンサーでも、歩留まりなどで製造コストは全然違うので、
ここ数年で稼いだSONYのセンサーに対する技術的なアドバンテージは
思っているより営業利益に影響しそうな気がします。
CANONがここから巻き返せるかは今のR5/R6に積んでいるセンサーを
どれくらいの原価で作れるようになるかも関係しそうな気がします。
みちと
ソニーに関しては管理人さんが言ってることが最も正解に近いと思う。
映像分野で確固たる地位を築いたソニーがそこまで至れなかったサムスンように簡単に撤退するとは思えないし、もしソニーがそうなってしまうときはもう他のメーカーもカメラでは商売できなくなってる時代になってるだろう。
それでもキヤノンの様な老舗カメラメーカーは意地でも続けるかもしれない。
でもその時は出てくるカメラも写真を撮る環境も我々が望んでるようなものではもはやなくなっていて、ここであーだこーだ言ってる我々でさえ今までの様に写真やカメラを趣味としているのかすら疑問。
昔の音楽好きで今もオーディオマニア続けてる人がどれだけいるかという
今でさえカメラだってかつてはゴツいフラッグシップ機を使っていた人が、今じゃ気軽に持ち運べる軽いカメラの方がいつでも直ぐ撮れるしいいやとなってきてダウンサイジング傾向あるのに、写真好きは変わらずとも機材には昔のように格別こだわらなくなってるかもしれないよ
サブレ
今夏頃よりPanasonic LUMIX Sシリーズを業務でメイン機として使っています。
3年使用したSONY FEマウントからの移行でした。
移行の理由は以下3つあります。
①個人的にですが色が好みで無かった。
②UIが吸うね使ってもしっくりこなかった。
③動画の長回しが出来る機種が画素数の少ないa7Sシリーズのみなのでスチールとのハイブリッド機としては心許ない。
先ず、ミラーレスの存在意義は個人的にはハイブリッド機としてしか見い出せません。
スチールのみでしたらなんだかんだ一眼レフに一日の長があると思います。
やはり感覚的に全くタイムラグの無い光学ファインダーというのは瞬間を写すスチールには強いです。
ミラーレスは軽量だと言っても結局レンズは重いし、スチールのみだとボディとバランスの良いレフ機をチョイスしたほうがメリットはあります。
LUMIX Sシリーズは動画の長回しができます。
普及機のS5でさえ過熱もせず4K30FPSの長回しに耐えました。
他のメーカーはカムコーダーに忖度してこの先も一筋縄では長回し出来る機種を投入して来ない気がします。
PanasonicはAFは他社に比べ正直若干弱いですが、
激しいスポーツ以外では完全に実用範囲内ですし、
逆に次世代機でそこを潰してくれば最強というか、もっともプロの要望に応えたカメラになるのではないでしょうか。
もうどのメーカーもうかうかはしていられない状況だと思いますが、ミラーレスは一眼レフの写真撮影性能とカムコーダーの動画撮影性能を併せ持つハイブリッド機として以外は進む方向は無いです。
そこに真摯に向き合っているのは現状ではPanasonicだけだと感じます。
わざわざスチールの画質向上目的だけでEFマウントやFマウントなどから高額な出費してマウント変更しても得られるものは本当に極僅かだと思います。
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ペンタックス、もともと事業規模が小さい(≒失う物も小さい)ことを逆手に取って、この激動の時代にあえてなにもせず、残存者利益を狙う戦略は成功しつつあると思います。
傍目には負け続けて将来が厳しそうにも見えますが、ここまでは計画通りなのでは。
なまじ事業規模が大きい故に競合大手と争う以外の道がなく、しかも競合中唯一カメラが主事業のニコンは本当に厳しいと思います。
ミラーレスへの移行期が通り過ぎひと段落付いたころに、レフ機最後のひと花としてDfII的な機種を出してくれるまで生き延びてほしいのですが。
・・・しかし全体的に「フルサイズ(以上)でなければカメラにあらず」的価値観が気になる論調とはいえ、オリンパスはほんとに「終わった」扱いなんですね。
あ〜る
スチルカメラって今後はムービーカメラに統合されていくものだとだいぶ前から思っています。
ホールディングスタイルは違いますが、技術は同じですものね。
グローバルシャッターが実用化されたらもう一気呵成かと。
そう考えると業務用ビデオカメラを作っているSONY, Canon, Panasonic あたりは続くのかなと思っています。
でも、モノとしての持つ喜びとか、写真文化への貢献とか考えると富士フィルムやペンタックスにも頑張って欲しいと思います。
でも自分は今Pentaxを使っていますが、やっぱり動体AFも良くて瞳AF搭載のミラーレスも欲しいなとも思っています。