Photons to Photos に、ニコンZ 7II のダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データが掲載されています。
- ニコンZ7II(黒)とZ7(青)のダイナミックレンジの比較。
- ニコンZ7II(青)とキヤノンEOS R5(黒)のダイナミックレンジの比較。
- ニコンZ7II(青)とソニーα7R3(黒)、α7R4(緑)のダイナミックレンジの比較。
- ダイナミックレンジと高感度の測定データ
Z7II のセンサーはダイナミックレンジと高感度の測定結果はZ7のセンサーとほとんど同じで、Z7IIとZ7は同じセンサーだと見て良さそうですね。
他機種との比較ではEOS R5やα7R III、α7R IVよりダイナミックレンジで若干下回っていますが、大きな差ではないようです。
また、高感度性能(Low Light ISO)は、Z7IIが4157に対し、EOS R5が5435、α7R IIIが5787、α7R IVが4744となっていて、競合機に若干のリードを許しているようです。
さいたま人
Z7Ⅱ 4157
α7RⅢ 5787
同じソニー製センサーなのにどうしてこんなに性能が違うんでしょうか?
P
>同じソニー製センサー
社内向けと社外向けは別物ではないでしょうか?
ちばちば
>さいたま人さん
ニコンの高画素機はF値の小さいレンズを開放で使えるよう、ベース感度を64にしています。グラフが低感度側に1/3シフトします。
>くぉむ さん
Z7Ⅱはダブルスロット、バッテリーグリップの他、連写やAF精度、EVFの写り、バッファ量が改善しています。
静物をじっくり撮る方にはマイナーチェンジですが、動体撮影する方には大きな進歩です。
グラハム
Z7とZ7Ⅱはセンサーの変更はないって話は本当みたいですね
Z7のセンサーがいいセンサーともいえますが、半導体の進歩が激しい中で現状維持は褒められたものではないですね
Ⅱモデルはやはりあくまでつなぎで噂のZ9の開発に全力投球と信じましょう
まる
低感度での白飛びを抑えようと低感度あわせにダイナミックレンジを調整すると高感度が影響を受けるので、Z7のISO64に価値を見出すかどうかで意見が割れそうですね。屋外で大口径レンズを開放で使いたい人にはZ7が最適になります。そのあたりのこだわりがなければ、どのメーカーも絞りやシャッター1/3段ぐらいの差で、大差ないデータにも見えます。
Qta
センサー同じなので、ものの見事にグラフが重なりますねー。
Z7のRAWがとても素性が良いので、センサーと絵作りを維持してくれたのは個人的にはプラス評価です。ほぼ単焦点レンズしか使わないので、低感度画質重視な点も個人的には嬉しいです。次回センサーが変わるとしても、ぜひこの方向性は維持してほしいです。
高感度重視でオールラウンド的に使いたい方とか、新しい何かを期待されていた方は、R5とかα7系を選択した方が幸せでしょう。特にR5は裏面でなくこのセンサー性能を実現したのはすごいですね。
というか、センサー変わらなくても測定データの数値ちょっとですが改善するんですね。誤差でしょうか?
あとこれは蛇足ですが、発売日に買ったZ7がリプレイス時期だったので、特になんも考えずにZ7iiに置き換えしたところ、明らかにシャッター切れ自体が体感でわかるレベルで速くなり、静止画メインで連写を全くしない自分でも十分恩恵を感じています。撮っててすごく気持ちいい。マイチェンかと思っていましたが、意外と想像より別物でした。