日経新聞に、キヤノンの2020年12月期の業績予想に関する記事が掲載されています。
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製造業で業績予想の上方修正が相次いでいる。キヤノンは14日、デジタルカメラの中国販売などが好調で2020年12月期の連結純利益を上方修正すると発表。背景には中国の景気回復があり、新型コロナウイルスの感染再拡大で業績が落ち込む非製造業と回復に差が出ている。
キヤノンは20年12月期の連結純利益が前の期比36%減の800億円と、従来予想から280億円上振れする。フルサイズミラーレスカメラの新製品が中国市場で好調。在宅勤務の拡大を受け、家庭用プリンターのインク販売も伸びた。
2020年は新型コロナの影響でカメラ業界はかなり大きな影響を受けましたが、キヤノンは業績を従来予想から大きく上方修正しているので、予想よりだいぶ回復が速かったようですね。EOS R5 / R6 の貢献も大きそうです。とは言え、それでも前期比36%減なので、引き続き厳しい状況なのは変わりありませんね。
ふく
意地悪な見方をすればまだまだ36%減となるのでしょうが、
普通に考えると経済にコロナの影響が出始めた1-3月期、世界経済が壊滅的な状況に陥った4-6月期、withコロナに舵を切り始めた7-9月期ときてからの上方修正となれば
10-12月期に関しては前年比大幅な増益になっている可能性さえあるのでは無いでしょうか。
2台ともまだまだ入荷未定が続いているようなのでこの供給不足は悩ましいでしょうね。
pain
去年の夏頃までは酷い状況だったはずなので、夏以降に一気に盛り返したと考えるとR5・R6がやっぱり大きいんでしょうね
しばらく安泰な気もするのでキヤノンユーザーとしては一安心です
G.KATO
キャノンが忖度無しに本気で作ったカメラが売れて良かったと思います。(高くて買えませんが)
技術が下に降りて行き普及価格帯のカメラの性能も上がれば、さらにキャノンの販売は上向くかも知れません。
心配なのはニコンです、キャノンの成功で選択肢は狭まっています。
次の新製品は少なくともキャノン・ソニーを何かしら超える物で無いといけません、中途半端な物を出すと売れないばかりか、売値を安くする必要に迫られ利益が出ない可能性があります。
SONY好き
高価でも高性能な高付加価値製品が利益を生みやすいというのを現してますね。
より安価な機種も出すという噂もありますけど、やはり主力はR5R6クラスになりそうですね。
P
おそらく11月11日の中国の独身の日の大セールで相当数を販売できたのでは?
R5/R6は売れる中国を優先的に出荷したので、国内に数が出なかった一因でしょう。
企業ですから台数が出る所優先でしょうけどね。
今は国内にもぼちぼち在庫が出てますから。。。
to
さすがに前期比では数字を落としているとはいえ、カメラ業界での業績の上方修正はどのメーカーでもうれしいですね。
国内はランキング上位の製品でもその販売数や金額は相当厳しいと聞いています。世界的なコロナ再流行の兆しもありますし、各社なんとかキヤノンに続いてほしいです。
まさやん
Canonは、カメラだけで無く、センサーも自社生産、プリンターも販売しているので、シェアの大きいメーカーだけあり、カメラを買ったら、もちろんプリンターも必要だし、用紙や、替えのインクも必要です。同じメーカーで、一式揃うのですから、ユーザーの方も、揃えたいと思う人も多いはず、それらを全て販売出来る力のあるCanonは、景気回復の兆しがみえれば、立ち直りも早いのでしょうね。
日陰坂45
想像以上に高性能を引っさげて登場したR5と6が牽引したとは思いますが、EOS Rシステムの将来性が、悪いカメラ業界の中でも希望が持てるって判断して乗り換えた人(他メーカーやEFからの買い替え)が多いんじゃないでしょうか。
センサーにしても、裏面照射を使えばまだ伸びしろが有りそうですし。
なんだかんだで「これなら使ってみたい!」が有るんですよね、CanonのRシステムには。
だっふんだ
R5、R6、共に今まで通りの発売周期で今まであったような売れ行きです。
キヤノンは数年前からEFボディ、レンズユーザーにアンケートを行っており、
買い替え層の売り上げは予想範囲内であったと思います。
現在のカメラ市場を取り巻く環境はあまりにも急速な変化なのですが、
よくよく考えれば5Dmk4発売からいつもの4年でしかないのです。
中国市場における増益は成長市場での朗報かもしれませんが、
それは逆に国内市場、欧米市場の課題ではないでしょうか。
キヤノンの黄金期は団塊Jrに支えられた、
kiss→二桁機→ハイエンド機のステップアップユーザー層だったはずです。
今後のエントリー機、どうなるかで真価が問われるでしょう。
がんばれ、キヤノン。
ボヘミアン
生産都合もあり、台数は数年前とは比べ物にはらない中で、
R5,R6は利益幅を取ってしっかり商売出来た結果だと思います。
このあたりはキヤノンの巧さか。