キヤノンが20年12月期の業績予想を上方修正、フルサイズミラーレスの新製品が好調

日経新聞に、キヤノンの2020年12月期の業績予想に関する記事が掲載されています。

製造業、業績上方修正相次ぐ キヤノンはデジカメ上振れ

  • 製造業で業績予想の上方修正が相次いでいる。キヤノンは14日、デジタルカメラの中国販売などが好調で2020年12月期の連結純利益を上方修正すると発表。背景には中国の景気回復があり、新型コロナウイルスの感染再拡大で業績が落ち込む非製造業と回復に差が出ている。

    キヤノンは20年12月期の連結純利益が前の期比36%減の800億円と、従来予想から280億円上振れする。フルサイズミラーレスカメラの新製品が中国市場で好調。在宅勤務の拡大を受け、家庭用プリンターのインク販売も伸びた。

 

2020年は新型コロナの影響でカメラ業界はかなり大きな影響を受けましたが、キヤノンは業績を従来予想から大きく上方修正しているので、予想よりだいぶ回復が速かったようですね。EOS R5 / R6 の貢献も大きそうです。とは言え、それでも前期比36%減なので、引き続き厳しい状況なのは変わりありませんね。